表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/34

「生まれてきた意味」


 黒い男カンザキは幼い元の耳元に顔を近づけて「この二人を守ってほしい」と言われてきれいな二人の母子の写真を渡された。


 「この二人の名前は金城ゆかりと美亜だ。お前はこの二人を命がけで守れ。それが君の生まれてきた意味になるだろう。」


 黒い男カンザキはそういうと黒く長いコートを翻して颯爽とこのナンミンを去っていった。


 狐につままれたような気持ちでしばらくの間ぼうっとしていた元に子猫のみいが「おなかが減った」というように爪でやさしく引っかいた。


「ごめんごめん。すぐに家に帰ろう。猫飯作ってやるからな。」といって元はすっかり暗くなった若狭公園の海岸沿いの防波堤を一目散に家に向かった。


 家に着くと疲れ切った母親と異臭を放ち始めている食器が台所のシンクから匂ってきた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ