「キレイな裸」
miyakoとリサが目覚めたのはもう夕方に差し掛かる午後4時だった。先に目を覚ましたmiyakoは一瞬まだ夢の中にいるような感覚で見慣れない天井に驚いたが隣で静かな寝息を立てている親友のリサの幸せそうな寝顔をみてわれに返った。「どうしてこんなことになっちゃったんだろう…」とmiyakoは一人呟いたそして大きな窓から見渡せる那覇の景色を眼下に眺め、昨夜の恐ろしい経験も謎の生物も知らない何も知らないで齷齪働いている那覇の市民に向かって「どうして人間は生きていくんだろう」と疑問に思った。
miyakoはこんな高級なホテルは初めてで泥と汗にまみれた光沢のあるパジャマがとても不似合いに思えた。
miyakoはリサが寝ていることを確かめてからパジャマの前のボタンを外してブラジャーを脱いだ。miyakoの若く張りのあるキレイな形の胸が露わになってそのまま下も脱いぐとクシャクシャになったパジャマをベットサイドのゴミ箱に放り込んでしまった。
全裸のままmiyakoはシャワーを浴びに浴室にむかった。浴室の洗面台には大きな鏡があり大きく膨らんだ胸はmiyakoを少し憂鬱にさせ、括れたウエストとつり上がったヒップはとても見事な曲線を描いていたがmiyakoはこの体があまり好きではなかった。
中学2年の時にはすでに胸のふくらみはクラスで1番だったしその所為で中学時代のあだ名は「ミヤパイ」で男子に色々言われるのも嫌だったが高校に入ってこの体目当てでちょっかいを出されるのはもっと嫌だった。miyakoはこんな体に生まれたことを疎ましく思っていたが母のゆかりには「こんなキレイな体に生んであげたのに感謝しなさい!」と華奢はゆかりは本気で怒っているようにmiyakoを叱った。
リサがそういう男子にはとても厳しく、体のことをいやらしく「ミヤパイ今度やらせて!」等という男子たちに対して「あんたらじゃ一生手に入らないから心配しないで!」と中2病の男子達を黙らせてくれなかったら高校卒業を前にmiyakoは学校を去っていたかもしれない。
ただリサと着替えをしていると小さな胸のリサはどうしても羨ましそうにmiyakoの体を見てくるのでmiyakoはリサの前で着替えるのは避けるようにしていた。
金色の高級そうな蛇口を捻り、熱いシャワーで目を覚ましながらmiyakoは昨夜のことを整理しようとしていた。
シャワールームは10人ぐらい同時に入れるほど広くジャグジー付きのバスタブは大理石で出来ていて周りを壁で囲まれた小さな運動用の流れるプールが外には見えた。
miyakoは長い髪をリネンのブルガリのシャンプーで洗い流し、コンディショナーで潤いを閉じ込めてから全裸のままでガラス扉の外にある流れるプールで泳いでみた。
緑色のスタートボタンを押すと始めは静かにそして徐々に強くなるプールの流れに逆らって泳ぐ始めての運動用のプールで少し運動すると息を切らしてバスタオルに包まりもう一度浴室のシャワーを浴びて熟れた体を白いフカフカのバスローブで包んだ。




