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週末は通い妻  作者: syoui
5/7

その4

   前回のあらすじ

 こっちの世界でも試してみたけど、あの廃墟は何なの!?

 コンコンコンコン………

 ドアをノックする音が響く…

 あの後、何度か試してみたが全て同じ廃墟に繋がった。試しにアタシもやったみたが、結果は同じ廃墟だった。

 そしてその事を踏まえて、解った事を整理すると、

 1、複数の世界とは繋がっていない。

 2、誰がノックしても結果は同じになる。

 3、ノックの回数は10回ピッタリでないと効果はない。

 と、言う事が判明した。

 ならば、アタシの部屋のドアを誰かが10回ノックすれば元の世界に帰れるはず…。

 しかし、その考えは却下だ……。

 何故なら、普通自室に入るのにノックはしないし、他の誰かが入ろうとしても10回もノックする人は居ない…。

 そんな事を考えているとウォルストールさんが、

 「ハルナ、紹介しよう。メイド長のサリーだ。」

 と、先程の女性を紹介してくれた。

 サリーさんは、

 「お初にお目に掛かります、お嬢様。お嬢様の事は今し方、旦那様から伺いましたわ。何かと心細い事もおありでしょう。御遠慮なさらず私共に何なりとお申し付けくださいませ。」

 それを聞いて、アタシは胸が熱くなり泣いてしまった…。



 突然泣き出してしまったアタシにウォルストールさんは驚いてしまっていたが、サリーさんが直ぐに優しく抱き締めて落ち着かせてくれた。


 その後、ヴィストさんは、

 「では、お嬢様のお部屋の用意が御座いますので。」 と言い、サリーさんは、

 「私は、お嬢様のお召し物を用意致しますわ。」

 と、お辞儀をして部屋を出て行った。

 広い部屋に2人っきりに成ったアタシは、

 「ウォルストールさん…、あの…、アタシ…、何て言ったらいいのか…。あんな怪しい表れ方したのに、こんなに良くしてもらって…。あの…、有り難う御座います。」

 と、お礼を言うと、

 「なに、私が勝手にやっている事だ。そなたは気にせずともよい。其れよりも、そなたの住んでいた世界の事を教えて欲しい。異世界…。とても興味が有る。」

 と、目を輝かせお願いしてきたウォルストールさんを見てアタシは、

 「うん。分かった。」

 と、彼に語って聞かせた。

拙い文章にお付き合い下さって、誠にありがとう御座います。

 やっと更新できました〜。

 いや〜、お待たせしてしまって申し訳ない。

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