表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

いきなり現れた月。

ある夏の夜。


私は夜食を買いにコンビニへ行くことにした。


「いってきます」


返事はない。まぁ誰もいないし当たり前か。そう言い残して家を出た。


「やぁ。こんな夜遅くに少女一人とは危ないじゃないか。」


びっくりした。こんな道端で、しかも家を出てすぐに話しかけられるとは思わなかった。無視しよう。こういうのに関わると悪いことに巻き込まれると聞いたことがある。私はそのまま横を通ろうとした。すると、


「えぇ〜!素通りかい?!ちょっ…ちょっと待ってくれ!実は人探しをしていてね。この顔に見覚えはないかな…?」

「人探し…?」


しまった。自分の正義感からか反応してしまった。その人が見せてきた写真には一人の少女が写っていた。


「えぇと…見たことないですね」

「そうか…実は四年前から行方不明の妹でね。探し回ってるのだが見つからないんだ」

「この町を出ていった可能性は?」

「いや、それはないはずなんだ」

「どうしてですか?」

「この町に来る前に、SNSで情報を集めたんだ。ほら」


その人はスマホをポケットから取り出し。SNSアプリを開いて画面を見せてきた。そこには


『行方不明の妹を探しています。知っていたりしたらコメントください』


と書いてあった。コメントをみると、確かにこの町の名前が多く書いてある。


「嘘はついてないだろう?」

「そうですね。人探し、頑張ってください」

「うぅ…辛いなぁ…」


私はその人の横を通って、今度こそコンビニへ行った。…顔くらいちゃんと見ておけばよかったな。


【次の日の朝】

今日は学校がある。友達も少ないし、授業も楽しくない。正直、行く理由がない。だが、『出席日数が足りなくなるぞ。足りなくなったらお前に未来はない』と担任の教師に言われ、いやいや行っているのが現状だ。…せめて、何か面白いことでも起きればいいのに。っと、学校に着いた。あれ、今日はやけに騒がしい。何かあったのだろうか。教室の前にも人が集まっている。


「鉄臭い…?」


どうしてだろう。教室から少し鉄臭いにおいがしている。私は恐る恐る教室のドアを開けた。…衝撃的だった。人が円状に集まり、その中心には血まみれの人が横たわっていた。明らかに事件だ。横たわっているのはクラスメイトだろうか…?そのすぐ隣らへんにナイフも落ちている。凶器はあれで間違いないだろう。とりあえず、教室を出ることにした。教室を出て、廊下で座っていると、誰かに話しかけられた。


「おや、君は昨日、外で会った少女じゃないか」


…?誰?こんな女子と話したことあったっけ…?それにしても、綺麗な空色の髪だ。かなり長く、腰くらいまではある。花のヘアピンもいいアクセントになっている。目も、海みたいに透き通るような青色をしている。大抵の男子ならイチコロレベルのビジュだな…そんなことを考えていると


「え、昨日会ったばっかりなのに忘れたのかい??」

「すみません。誰ですか…?」

「う〜んと。昨日、人探しをしている人に話しかけられなかったかい?」


あ、なんとなくわかった。


「その話しかけた人が、この私だよ」

「すみません。貴方の顔まではちゃんと見てませんでした」

「君、人の顔を見て会話しないタイプだろ。まぁいい。これも何かの縁だ。君の名前を教えてくれないかな?…いや、先にこちらから名乗るべきかな。私は〘 夜野 海月(よるの くらげ) 〙。君の名前は?」

「…教えません」

「それはどうしてだ?」

「私は人に名前を教えない主義なんです」

「そうなのか…まぁ、無理には聞かないよ。でも、いつか教えてくれ。それじゃあ、またどこかで会おう」


そう言うと、夜野は事件のあった教室へ入っていった。どうしてだ?すると、横隣にいた人達が夜野を見ながらコソコソと話していた。少し盗み聞きをしよう。


『ねぇねぇ彼女…いや、彼が噂の…』

『そうそう、彼が噂の転校生だよ』

『えぇ〜。なんか噂で聞いてたより女子っぽいね』

『あぁ。周りからは男の娘(おとこのこ)って言われてるらしいぜ』


彼…?え、性別男なの…?

こんにちは。ガチ素人が作っているので、つまらない作品かもしれませんが、辛辣なコメントをせず、生暖かい目で見守って頂けると嬉しいです。それと、誤字脱字がもしあるならコメントして頂けるとありがたいです。修整いたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ