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ep.8 少女の思い

序章

「まさかそんな事があったとはな。」


「まあそのうち思い出すじゃろ。以前も似たような事例はあった。

 すぐに思い出したいときはわしに言いなさい。手がないわけではない。」


告げられた事実に戸惑いつつも、結局のところ記憶がないのですんなり受け止められた。

というよりも記憶がないのだから事実として受けとめるしかない。カミラは年相応の経験があるのだろう。ひどく冷静だった。

けれどただ一人は違ったようだ。


「ねえ、なんで記憶がないことに納得できるの?記憶を戻したくたくないの?」


「納得するも何も記憶がないから受け止めるしかないだろ。」


「...。もうしらない。」


それだけを言い残して少女は祈禱所を後にした。


「すまんのワクウス。あの子は特にお前を慕っておったからショックをうけたんじゃろうな。」


「そうか...。」


「あの子はまだ子供じゃ。ひどい態度を許してやってくれ。」


俺としては特に気にすることではないが、今生きているのはあの少女のおかげだと思うと放置するのは違う気がする。あとで謝ろう。


「時にワクウス。お前魔法のことは覚えておるか?」


カミラから気になることを問いかけられた。

拙い文章ですが読んでいただきありがとうございます。


投稿頻度はゆっくりですが、継続していけるよう頑張ります。

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