初めてのダンジョン攻略
「ふむ、推定Lv25か」
レイン「何が見てんだよ、俺らには何も見えないぞ?」
アート「もしかして特殊ダンジョンかも知れないな」
そう言うとアート少し難しい顔をした
やはり特殊ダンジョンは名前の通り"特殊"な事がおこる
特殊ダンジョンねぇ〜良い素材が有ればいいな
「さ、行くよ」
アイテムboxから鍵を取り出す
レイン「鍵?何処でそんなもん手に入れたんだ?」
「さぁ〜なんか持ってた」
レイン「なんだよそれ…」
>特殊ダンジョン「賢者の遺跡」に入りました
プレイヤー名 りと レイン アート 3名を確認
適合者1名確認 入場を許可します
適合者が居ないと入れない所だったのか2人を連れてきてラッキーだったな
「んじゃ行こっか」
ラース「…賢者の遺跡か初めて聞くダンジョンだな」
レイン「なー、俺も初め知ったぞ、しかも賢者って大抵のプレイヤーが聞いたら驚くだろうな笑」
ラース「りとは驚いてないみたいだけど」
レイン「本当コイツ何もんなんだよ」
「なにしてんのー? 早く行くよー!」
レイン「おー」
暫く探索をしていくと中はただの洞窟何無かった
期待はずれだと思いながら3人は奥へ進んで行った
「んー何も無いね」
レイン「モンスターも出て来ないとか拍子抜けだな」
アート「レイン余り余裕振ってるとバチが当たるぞ」
レイン「へいへい〜」
カラカラカラ
奥の方からスケルトンらしき骨のモンスターが歩いて来た
レイン「お出ましだな」
レイン「りとは下がってろ あ、でもあんま離れるなよ」
「ん〜」
少し離れた所から戦闘見てよっかな
僕も出来れば戦いたいけどまだLv2だからなぁ〜
アート「アンデット系だな レイン一撃当ててくれ」
レイン「リョーかいっ」
レイン「おらっ!!」
カタカタカタカタ!!!
レイン「アート!」
アート「ホーリーソード!」
アートの周りに無数の剣が現れスケルトンを一掃していった
カラン!!
アート「りともういいぞ」
「もしかして君達強い?」
レイン「そんな事ねーよ笑 」
「ふーん」
アート「素材はりとの物にしていいからな」
「え、良いの?」
アート「嗚呼 そもそもここに入れたのはりとのおかげだしな」
「んー?2人のどっちかが適合者じゃないの?」
レイン「ばーか りとに決まってんだろ」
「そーかな」
お、レア素材だ ラッキー♪
「よし!先行こ」
少し進んだ所に大きなパズルがあった
りとはパズルをクリアしたら何かあると思いパズルの解読を始めた
レイン「なーりといつまでそれやってんだ〜?」
りとがパズルを初めてから30分も経っていた
「もー少し!あと少しで解けるんだよー」
このパズル難しいなぁ…
「んー、… あ」
アート「何か分かったのか?」
「ニュフフ〜♪ あったり〜!」
カチッ
「え、 」
りとがパズルをクリアした瞬間りとの周りの地面だけ穴が空いた
レイン&アート「りと!!!!!!」
「ウァァァァァァア!!!!」
やばいやばい このまま落ちたら死ぬ!!!!
「えーと何か!何かないのぉぉぉ!!!!!!泣」