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エピローグ
宝石少女は寿命を終える。
宝石と引き換えに、人々の願いを叶える引き換えに、自分の寿命を削っていった最後だった。
若すぎるのに、可哀想。
葬式に出た知り合いは、みんな涙をながした。
金髪の少年も、悔しそうな顔をした。
その少年の腕に抱かれた子猫も、心なしか寂しげに鳴いていた。
けれど、永遠の眠りについた宝石少女の顔は、安らかだった。
宝石少女はやがて一つのお墓に眠る事になる。
尊敬する祖母の隣にあるお墓の中に。
その墓地を訪れた誰かは、お墓の前にいくつかの宝石が置かれているのを目撃した。