背中に大きな剣を背負ったとんでもない女子高生が入部希望してきた!
今回、とても、珍しいことだと思うのだが……
学校の部活の入部を認めるか認めないか面接官を務めることになった。
ちなみに入部希望は女子である。
どんな部活動というと「生徒たちが学校生活で青春を送れるように全力で協力する」
ための部活である。
なぜ、面接官を務めるはめになったかというと全部身勝手な部長のせいだ。
その部長を用事があるとかで俺と同行せず、帰りやがった。
俺はちなみに副部長。
面接官というのは初めてやるのだが少し緊張している。
本来、面接官は会社の「顔」と言われるため、この部活がおかしいところだと思われないように頑張らなくては。
そして、面接が始まった。
始まった、始まったのだが…
目の前の椅子に座っている女子はなぜか背中にゲームに出てくるような大きな剣を背中に背負っているのだ。
髪は若干茶髪にショート。顔は小さいが目は二重で黒くて大きい。目、鼻立ちも整っており、体系もスリムそして、とても可愛いらしい。
…だかしかし、なぜ背中に剣を背負っているのだ。
すると、背中の剣が邪魔だと思ったらしく、床に置いた。
驚きを隠せない俺だったが、はやく面接をしなければいけないと思い、
「では、一様面接という形を取らせてもらい、いくつか質問させてもらいます。
まず、座ったままでいいので最初に名前とクラスを教えてください。」
「私の名前は鷲尾 レイカ。 クラスはまだCクラスです。」
「あれ?うちの学校ってクラスはアルファベットじゃなくて数字だよね?1組とか2組とか。」
「いえ、これから強くなっていけばいつかSクラスになれると信じています。」
この人…
…学校のクラスじゃなくて多分… 勇者とかの強さのレベルかランクを言ったのか…
「いえ、学校のクラスを教えてください。」
「2年3組です。」
「では、なぜこの部活に入部したいと思ったのですか?」
「ドラゴンを倒し真の勇者になりたいと思ったからです。」
ちょ、何を言っているんだこの子は…。
俺は方向を変え、他の質問いくつかしようと思った。
「えっと… 趣味はなんですか?」
「冒険をすることです。」
「そ、そうですか。 何か目標はありますか?」
「ドラゴンスレイヤーになることです。」
俺は、今、何の面接をしているのか分からなくなってしまった。
「好きな漫画は?」
「ドラゴン***Zです。」
「じゃあ、好きな歌手は?」
「*-ドラゴンです。」
「好きなゲームとかは?」
「****クエストです。」
「何か飼いたい動物はいますか?」
「ドラゴンです。」
「いませんね。」
やばい、やばいぞ。だんだん返答がドラゴンばっかりになってきた。
疲れてきたので、これで最後の質問だ。
「最後に質問します。鷲尾さんはこの学校をどんな風にしていきたいとかありますか?」
「私は…」
これはまともな答えが返ってくるのではないかと期待する俺だった。
「私はみんながドラゴンスレイヤーになられるような学校にしたいです。」
自信満々に答える鷲尾さん。
だ、だめだ。
こ、このひとは中2病の女子高生だ!