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【#005】 ギルド商会

GWいかがお過ごしでしょうか?

カレンダー通りなら、昨日からお休みの方が多いのではないでしょうか。

さて今回のお話は苦い負け方をした後から始まります。

前話【#004】知っている方もいるでしょうが、知らない方の為に報告させていただきます。

三千文字から一万文字まで大幅加筆と修正をしましたので、そちらから読んで戴ければ幸いです。

また、ブクマ保存七件目頂きました。

ありがとうございます。


 エルフの少年ビットから苦い敗北を味わったギゼンは、王女ナターシャの命により麦やジャガイモなど多くの品々を運ぶ荷車を押してヘイブンの城下町を目指していた。

ただ食物ではなく拘束した意識不明の容疑者たちと別の意味で意識が飛んだ執事ハルバードに加えて、第二級犯罪の物証を調査するためのワイン発酵槽の樽数点を乗せてギゼンが牽引している。

総重量は軽く見積もっても五百キロを超えているにも係わらず、安定した速度で整理された砂利と土の道を道案内するナターシャの移動速度に合わせて足を動かす。

本当ならば王女ではなくビットが先頭を歩いて先導することが当たり前のはずだが、勝ち誇ったように樽の上に座って読書に勤しんでいる。

あちらの世界ではあり得ない情景だ。

階級社会における一国の王女と言えば、国王の権力よりは下でも国の重要人物であることに変わりはない。

いくら歩くことが好きと言っても、権力者を歩かせるなど言語道断の世界が長い年月でここまで変わるものだろうかと考えるうちに城下町を守る大きな壁が見えてきた。

魔物から特にこの近辺で出没するゴブリンからの襲撃を防ぐためにレンガ造りの防壁と役割も勿論あるが、国外からの来訪者や輸入品などの入国審査を兼ねた大きな門は見る者にとって漸く町に着いたことを知らせてくれる。

国に属する農民や冒険者は素通りできるが、見覚えのない顔は問答無用で門番をする衛兵に道を塞がれ審査の手続きへ案内されるとか。

防壁の上ではヘイブンの国旗を持つ旗手と偵察兵らしき軽装の兵士が遠方を見つめている。


 ナターシャが言うには王女という身分を利用して顔パスで自分をこの国へ入国させるということだがその間、一言も喋らず下を向いたままいて欲しいということだそうだ。

異端者の存在はどの国においても対処は同じく「灰色の塔」に監禁することが義務付けられているらしい。

…が彼女曰く、大きな罪を犯してはいない人物をそこへ入れることを嫌っているとのこと。

その厚意に甘えギゼンは、彼女に従うことにした。



「止まれ、ココより先はヘイブン中心部となる城下町だ。見ない顔だが何処から来たか答えよ。場合によっては拘束も止むなし、身分証明となる物も出してもらおうか」


 前方に三組、入国審査待ちが一本の列を成している。

自分たちと同じように荷車を押す者もいれば、分厚い甲冑の上に薄汚いマントを纏った戦士だけでなく、病人だろう片腕に白い帯を巻いて肩に吊るしている。

最前の荷車を三人の男で押す人間たちが提示したのは、茶色の小さな板切れ…にも見えるがアレはプレートに近い。

余程大切なものなのだろう、手のひらサイズの茶色プレートを首飾りにもよく使われる鎖で通して落とさないように首に吊るしている。

確認し終わったのか衛兵は頷いて、槍で罰点をして塞いでいた道を開ける。


「通ってよし!」


 荷車には丈夫そうな青い布が覆い被さっており中身が気になるところだが、詳しく調査もせずほとんど素通り状態だった。

そのことを不思議に思うギゼンは首を傾げる。

白いフードで頭部を顔も見られないようにベールで二重に隠したナターシャは、ギゼンにしか聞こえないように声を細めて答える。


「矢張り知らないようですね。先程私が言った身分証明書即ちギルドカードです」

「ギルドカード?」

「冒険者だけに持つことが徹底されていましたが、今ではギルドカードというプレートがなければ品を購入することどころか住居さえ持てません。重要な個人財産になりますから」

「あの板切れに、そんな価値があるような大層なものには到底見えないけど」

「・・・・・・」


 ナターシャは黙ってしまった。

何か不味いことを言っただろうか、と独り言を頭の中で呟く。

問答をしている内に一歩二歩と前に進んでいくと、二人目の分厚い甲冑に薄汚いマントを纏った老け顔の男性はどうやら顔パスで済んだようだ。

門を抜けると急ぐように走っていってしまった。

早々と後一組の審査が終われば、自分たちの番だと不安が呼吸を鈍らせて足が重くなってきた。

緊張が奔る中、見るからに病人の男性が足を一歩門に踏み入れようとした時だった。


「止まれ、病人のようにも見えるが審査に例外なしとすることが国防長官より義務付けられている。身分証明の提示及びかかりつけ医師の名を申してみよ」


 よろり、と今にも倒れてしまいそうな男性は立ち止まる。

ここまで近いせいかギラリと鋭い眼光、監察兵の威圧がギゼンにも突き刺さる。


 監察兵とは、その名の通り調査し監督する者のことを差しこの審査では立ち入りを許可する上で通行人の身形からどういう人間性かを見極めて監視する役職である。

内部調査が主な仕事で身内から嫌われることが多いが、この役職のお蔭でがっちりした国政を敷けている。

門を守る衛兵と雑じって入国審査を行うことによって、国に不届きな犯罪者や危険な薬物の侵入を防いでいる正に二枚の壁によってヘイブンは守られているのだ。


「どうした、答えぬか」

「・・・・・・」

「この者まさか!」


 いち早く反応を示したのは、ギゼンの鼻だった。

腐敗臭ではない薄汚れた火山灰特有の臭いが一番近くにいたギゼンの鼻に薄らとだが確実に刺激をもたらしたことが幸いした。

反射的に防衛本能が作用してまだ気付いていないナターシャを抱くように押し倒した。


「ひゃっ―――、」


 ナターシャは何が起こったのかと瞼を開ける。

目の前には白銀の髪と片耳に着けられた黒いピアスが七つ閉じた唇には肌が当たり、空気が澱んだ場所を見据えるギゼンの姿が見えた。

ナターシャもその場所を見ると、どうして知り合ったばかりの彼がそんな無茶な行為に及んだのか直ぐに分かった。

左腕に巻かれた白い帯は既に破けたのだろう、その黒い呪印が一本の腕を食い尽すように文字の羅列が綴られ取り込まれた肉体の一部は黒煙を噴いている。

今にも頭部を奪おうと文字の羅列は、首筋まで登っていた。

ナターシャは確信した。

この男性は魔物から呪気を吸い込んでしまった鬼と化そうとしていることに。


 呪鬼ジンと言われている魔物だが、元を辿れば人間の場合が多いとされている。

特定の魔物が吐く呪気を吸い込んでしまった影響で魔法耐性の低い人間は高確率で「呪印症」が発症する。


 発症から数時間で文字の羅列が頭部を支配して魔物になったケースもあり、支配失敗した場合ことを考えたナターシャは、今にもジンに突進しそうな彼を見て言うよりも早く手首を強く握って止めさせる。

それを応えるように押し倒したナターシャを見るギゼンは、急ぐように答える。


「なんだよ」

「いいから聞きなさい。あの魔物を貴方は知っていますか?」

「な、なに言ってんだよ。アレは人間だろうが、早く助けねぇーと」

「!?(まさか、ジンのことも知らないなんて)いいですか、アレはもう魔物。文字の羅列が頭部まで到達して支配されれば、呪鬼ジンになります。魔物の最底辺と言われる悪鬼ゴブリン以上の戦闘能力を持つレートCの魔物です。対処は衛兵に任せてください」


 聞いたことのない魔物の名前と彼女の強い眼差しに押され、仕方なく諦めて衛兵の対処をこのまま見守ることにした。

ジリジリと三人の衛兵がそれぞれの武器を持って牽制を掛けて迫る中、ナターシャはもじもじと体勢を変えようとしているのか気になって仕方ないギゼンが彼女を見る。

ピンクだった筈の頬は、まるで季節が巡るように朱へと赤らめて視線があちらこちらへ動かしていた。


「・・・・・・」


 よくよく見れば、何とも美しいプロポーションをしている。

白いフードと汚れぬように青いコートで白いドレスを隠してもまだこの細さ、胸部は見事な曲線美が備わり本来持っている体型的素質もあるが、どんな食生活やライフスタイルをしているのだろうと考える。

顔だけでなく身体を嘗め回すように見詰められていると感じたナターシャは、耐えきれず声にならない声と一緒に両手を使ってギゼンの胴部を押した。

座ったままクロスさせた二本の腕で胸を包み、そっぽを向くナターシャに対してギゼンは何かしたかなという顔で起き上がる。

何気ない表情で手を差し伸ばすギゼンだが、「ご心配には及びません」と言って立ち上がった二人の目は奇しくも同じ方向に向けられていた。

ギゼンは固まっていた。

これが対処などとは口が裂けても言えぬ黒い光景に。

ナターシャは決して目を背けなかった。

固まっていた訳ではなく、国の大黒柱である王女はひとりの国民の死を見送るために。

躊躇している衛兵に対して、監察兵は寸分の躊躇いなく刃を振り下ろしていた。


 呪鬼ジンの対処方法は、覚悟のある人間なら誰にでも出来ないことはない。

ただナターシャは、この国に迎え入れることになる人間にそれをして欲しくはなかったのだ。

文字の羅列が身体を乗っ取る前に、頭部を身体から切り離すという残酷な行為を。


 切り落とされた頭部は、すっぽりと入る丁度良い大きさの小樽に収められ残された首よりも下の体位は棺に似た箱に詰められて運ばれていった。

不図後ろを振り返ると自分たちよりも後ろに六組以上は並んでいたのだが、先程の残酷な光景に耐えきれなかったのか逃げ出したのかは定かではないがいなかった。

茶色の道に黒い液体が処理されることなく、斜面のせいかこちらへと流れてくる。

どろりとした粘液のような液体は、紛れもなく魔物の血だった。


「―――次、」


 心が痛まないのか監察兵は、荷車を押してきた自分たちを呼んだ。

彼女の指示通り顔を下に向けて色違いのオッドアイだと認識されないように体勢を崩しながら、荷車を押して歩く。

先程あれだけのことがあったせいなのか緊張はない。

ただ冷酷非情な鋭い監察兵に気付かれないことを心から願うばかりであった。

もしも、バレたなら被害は自分だけには収まらないだろうと行き着いたからだ。

いくら王女とはいえ、義務を破るのだからそれ相応の対価を要求されるに違いないと踏んでいたギゼンは魔力の蓋を閉じて歩くが…。


「止まれ、」


 衛兵が道を塞ぐ前に隣を歩いていた彼女が、顔を隠すために着けていたベールを外す。

凛々しく清廉な素顔を晒した彼女は白のフードを両手で捲り上げて、美しい黄金ブロンドの髪を顕わにした途端三人の衛兵は手の平を返したように敬礼した。


「失礼しました」

「こちらの者は私兵ですから気に為さらないように。それから拘束している者たちは、第二級及び第三級の容疑者です。申し訳ありませんが、ハルバードの介抱をお願いできますか。私を庇い負傷しましたので…」

「はっ!! お任せ下さい」

「ビット、あなたはこの事件の収拾をお願いできますか?」

「ええ、よろこんでお受けします」

「ナターシャ様、ひとつ宜しいでしょうか?」


 証拠品のワイン樽から降りたビットは、事件を見つけたこともあるが彼を信用しているような口調で頼まれた仕事を悦んで請け負った。

門守をしていた二人の衛兵の内片割れと共に証拠品から下ろし始めた直後、ピリリと緊張が奔る。

自然と呼吸が沈む問い掛けにナターシャは私兵として紹介したギゼンを隠すように立ち塞がって、監察兵の答えを待つ。


「よい私兵をお持ちですね。先刻、いち早く動いて身を挺して貴方様を守っていた。この国に必要な人材ですが、いくら執事と私兵付きとはいえ虚ろな森方面に立ち入ることは控えてください。貴方になにかあれば、貴方のお父上とお母上に顔向けできませんので」

「ええ、ありがとうハロルド」


 ぺこりと頭を下げて謝ったナターシャは、監察兵ハロルドに笑って答えた。

複雑な心境を残すギゼンは青い瞳だけを彼に向ける。

あれだけ冷酷非情な行動を取る人間の顔には見えないが、不安が過ぎる彼の瞼を閉じた表情がやけに怖く感じた。



  ▲

  ▼



「壮観だな」


 漸くヘイブン城下町に入ることが出来たギゼンとナターシャは、再びフードやベールで自分の顔を隠して石造りの道を歩く途中、冒険者の集団に遭遇した。

半壊したプレートアーマーの冒険者二人の肩には、ピンクの体表に牙がやたら大きなブタに似た魔物ワイルドピッグを吊るした支え木を乗せて歩いている。


 お昼時を過ぎた城下町では、食欲を擽る店もまだ確かにあるのだがそのほとんどの通行人の目に映るのは近隣の魔物を狩るメジャーなフィールドから戻ってきた冒険者。

冒険者が持ち帰る金銀財宝も暫しあるが、メインはまだ生気が残る血抜きが終えられた魔物や魔物から剥ぎ取った毛皮などが注目を浴びずとも自然に映る。

だが中には成功した冒険者だけではない。

負の感情と成功者を羨む腕や手足を失くした冒険者も少なくはない。

ただそれは、通行人が見ての感想に過ぎない。

この時間帯に最も活気を迎えるのは商売人、つまりは買い手だ。

彼等の目に映るのは、成功者が入手した素材だけでなく痛々しい傷口や塩辛い経験のすべてが手に余る代物だからだ。

商売人の多くは非戦闘員、戦いに向かない者や魔物によって致命傷を受けて戦いに参加できない物がほとんど。

その為失敗した彼等の気持ちも分かれば、未知の魔物との戦った情報を買い取って治療代として提供することも出来る。

生還者である彼等の一番の理解者ということだ。


 ワイルドピッグを二人掛かりで運ぶ彼等が向かう先もまた商売人のいる買い取り業者。

偶然だろうか、一歩前を歩いてほぼ隣にいるナターシャが導いてくれる方向と同じで彼等を追うように着いて行っていった。

フードで隠れた視界以外から見える町の風景から通行人の多くが甲冑を着こんだ重騎士や軽装にナイフ、片手剣を腰に装備した剣士などの冒険者たちが目ぼしい商品を手に取って確認している。

その二種類以外にも見たことのない細剣や巨大な刃を持つ大剣、色彩が様々な装飾品や防具の数々がギゼンの目に映っていく中ひとつの聞き覚えのある店の名前に足が止まった。

Black-Smith[Dvergr_Sword]、刀剣鍛冶屋[ドヴェルグの剣]。


「どうしたの?」

「いや…この店の名前変わってるなって」

「ドヴェルグ、闇の妖精の名前を使っている性もあって廃業寸前のお店よ。これでも昔はとても有名だったらしいけど…」

「そうなのか」


 気になるのだろう、そんな目で潰れかけの鍛冶屋を見るギゼンを興味ありげに窺うナターシャはある思惑があった。

昔とは言ったものの、数十年前などではなく一千年よりも前の話だからだ。

今ではすっかり錆びきっているお店だが、創歴という時代を巡り巡ってこの国を支えてくれた歴史ある鍛冶屋を前にナターシャは少し寂しく思うのはギゼンも同じようだ。

それがなにを意味しているのかは、まだ先のお話になる。

鍛冶屋を後にして数分後、二人の冒険者が入っていった建物は他のお店よりも一際目立つ。

王宮に次いで大きく立派な建造物だから当然ではある。


「はじまりの場所、ギルド商会よ」


 城下町の区画は全部で八つあるが、区画丸ごとをひとつの建造物で独占しているのはここだけ。

彼女が知る古い文献の一説を解き情報を組み立てていくと、建設した当初は小さなものだったらしいが近隣の魔物を狩って入手していった素材と採掘した鉱石を利用して今の大きさになったという。

先刻通り過ぎた刀剣鍛冶屋と同年代に建てられたので歴史は長いものの、年毎に変貌を遂げる両者に雲泥の差さえ感じられるが仕方ないこと。

二つは対照的に違うからだ。

一介の鍛冶屋に対して、ギルド商会は国民にとっても国を訪れる者にとっても「はじまりの場所」だからだ。

身分証明としてまず国民は結婚、住居の建て替えや新築で住所を持つ前にギルドカードを作らなければならない。

ギルドカードには自分の名前、職業身分、所得、住所、資格などと一緒に冒険者には必須項目のステータス、ランク、スキルに至るまで詳細に記されている。

仕事に就くにしてもクエストを受注するにも、ギルドカードの情報がすべて物を言い仕事を紹介してくれるハローワーク、国中の悩み事の一切合切が集まるクエストをオーダー出来るギルドホール、ギルドカードを作る施設が集合したここギルド商会に人が集まるのは必然的と言ってもいい。


 頻繁に出入りがあるせいか、正面の大扉は開け放たれ一般人から商売人、冒険者や娼婦などが途切れることなく出入りしている。

大勢の人間が行き交う中を縫うようにナターシャは、逸れないようにと手を引いて裏手に回る。

正面の入り口とはまるで違う勝手口の扉を開けて、彼女は謝罪から始まって答える。


「ごめんなさい。本来ならば正面の大扉から入ってもらうのだけれど、」

「構わないよ。それに元々俺は賭けに負けた身だ。親切にここまで案内されたのに謝らないでほしいな。寧ろ、謝りたいのは俺の方だからな」



いかがでしたでしょうか?

GW一杯はこの作品のみ執筆が終わり次第投稿を予定していますので、よろしくお願いします。


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