ミライパレット
埃かぶった日々のパレット
鈍色だらけ
「どうせ」って
言葉で塗りつぶした
あの頃の僕は知らないフリをしてる
真っ白なキャンバスと虹色の絵の具で
汚したあとがき
心の奥がじんわりと熱くなる
ミライパレット
何度間違えても
はみ出したっていいじゃないか
カラフルな感情でデコレーションしよう
赤は怒り
青は悲しみ
それも全部
キャンバスをひっくり返して見れば
そこに新しい混ざりが広がってる
人生って壮大なイタズラさ
絵の具の一滴に今が名付けられる
ミライパレット
何度間違えても
はみ出したっていいじゃないか
カラフルな感情でデコレーションしよう
タイムカプセルを掘り返した後みたいな
埃かぶった日々のパレット
鈍色だらけ
「どうせ」って
言葉で塗りつぶした




