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詩全集3

ミライパレット

作者: 那須茄子

埃かぶった日々のパレット

鈍色だらけ

「どうせ」って

言葉で塗りつぶした


あの頃の僕は知らないフリをしてる

真っ白なキャンバスと虹色の絵の具で

汚したあとがき

心の奥がじんわりと熱くなる


ミライパレット

何度間違えても

はみ出したっていいじゃないか

カラフルな感情でデコレーションしよう



赤は怒り

青は悲しみ

それも全部

キャンバスをひっくり返して見れば

そこに新しい混ざりが広がってる

人生って壮大なイタズラさ

絵の具の一滴に今が名付けられる



ミライパレット

何度間違えても

はみ出したっていいじゃないか

カラフルな感情でデコレーションしよう



タイムカプセルを掘り返した後みたいな


埃かぶった日々のパレット

鈍色だらけ

「どうせ」って

言葉で塗りつぶした



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