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神聖学院  作者: パパイヤ
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神聖学院とは

教室で待機していると担任の教師が入ってきた。


「どうもはじめまして。フロリア・ベルだ。お前らの担任の教師をさせてもらう。

入学式でもうわかってると思うがこの神聖学院では人が簡単に死ぬ。死にたくないなら最低限の実力を持つか退学をすること。そのための補助なら教師がいくらでもしてやる。

ただし、言うまでもないが魔術は才能がものを言う。最低限の実力すら持てないようなやつは多い。自分の才能を程度を見極めて引き際を誤らないことだ。以上。今後の授業の予定は学院支給の端末に既に送信済みだ。それを読んで各自対応するように。解散。」


そうフロリア先生が言って、俺の神聖学院初日が終了した。

その後、寮の先輩の話でいろんな事がわかった。

まず、あの入学式は毎年恒例であること。学院のいろんな教師が毎年代わる代わる担当しているそうだ。

学院の授業は選択が多いため、その授業の教師にとっては自分の生徒を増やすチャンスらしく、力を見せようと張り切ることが多いらしい。まったく、迷惑な話だ。


選択授業の先生ではないときも当然あるらしく、今年は教師長のローガン・マクシミン先生の番であったという。教師長はその名の通り教師たちをまとめる存在であり、教師長と学院長はこの500年間ずっと特級が務めているというのだ。

ちなみに学院長のときは悲惨だという。8年前は生徒の4分の1が死に、怒り狂ったローガン先生と学院長が2日殺し合ったそうだ。

一つの学校に二人の特級は戦力過多のようにも見えるが、これは名家の子どもたちが多く通うという神聖学院の都合上、保護者には特級も多くおり、子供が死ぬと乗り込んでくることがあるからだ。

つまり、子供が多く死ぬような授業内容な上に死んだら死んだで親が乗り込んでくる殺しに来る。

その戦いに巻き込まれるかもしれない。


・・・もう辞めたいくらいなんだが。


とはいえそれを許容するくらいには神聖学院はこの500年優秀な人材を排出しているという。

というより、だいたいの特級はこの学院の出身者である。それには3つの要因がある。

1つ目は立地である。この神聖学院がある場所は神が死んだ地だという。

以前はリヴィル機関がこの地に本部を置いていたが500年前に世界の経済の中心地の聖地に移動したことでこの場所に学院が作られた。

神の血が染み込んだ場所(聖地)では魔力量の増加や魔術の能力向上に補正がかかる。

それが1つ目の理由だという。

2つ目はそのような場所だからこそ特権階級の魔術師の子供はそこに送られる。そうすると彼らの親の莫大な金が動く。それによって常に世界最高峰の設備があるのだそうだ。

最後にその金と設備につられてやってきた超一流の魔術師である教師たちだ。

一流過ぎてパないそうだ。


そんな学校で生きていけるのだろうか、力を得ることができるのだろうかと不安になってなかなか寝付くことができなかった。

安心してください。フロリア先生はかっこいい女の人です。

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