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我竜転生  作者: 原案:白山菊理 編集:なた
3/12

恐竜

地球が誕生して、幾億の時を経た。

地球上には【原始生命】が誕生していた。


初めて生まれた生命は40億年という長い時をかけ、

環境変化や絶滅の危機を乗り越え、進化を繰り返し、

遂には大地の覇者【恐竜】に姿を変えたのだ。


恐竜も生まれてすぐは赤子でしかなく、

他の生物との生存競争を勝ち抜くだけの力はなかった。

大地には哺乳類の祖たる単弓類、

ワニの祖たるクルロタルシ類が跋扈していたのである。


三つ巴の争いは急に終わりを告げる。

巨大火山が噴火し、大幅な気候変化を引き起こしたため、

単弓類やクルロタルシ類の多くが絶滅したのだ。


そして、恐竜は大地の覇者となる。


恐竜はさらなる長い時を経て多様化し、あらゆる姿を見せた。

死神とも呼ばれた暴竜ティラノサウルス、鎧を纏う角竜トリケラトプス、

大空を翔ける翼竜プテラノドン、最大級の肉体を持つ”腕の竜”ことブラキオサウルス。


今を生きる動物よりも、遥かに大きい肉食恐竜や草食恐竜が生きていた。

ティラノサウルスの顎の力は鉄の塊を粉砕する程だったと言われる。

そんなティラノサウルスが、トリケラトプスを襲う光景を想像してみてほしい。

現代で喩えれば、ライオンが牛を襲う風景に近いだろうか。

しかし、その体躯は圧倒的に違う。

陸上最大生物とされるアフリカゾウよりも大きく、そして強い。


彼らは我々が生きる世界ではもう見ることがない太古の生物たちだ。

彼らの裔は我々の時代に生まれ、生きている。


そう、ドラゴンである

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