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我竜転生  作者: 原案:白山菊理 編集:なた
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文明の崩壊

これで安泰だ。

矮小な生き物は身の程を知っただろう。


ドラゴンは多くの血で濡れた己の領土を闊歩していた。


だが再び鉄火を備え、甲冑を纏う人間が隊列を成して前進する姿が見えた。

ドラゴンは困惑した。

彼らは矮小だが、我らを脅かそうとする。

ドラゴンは人間を敵と見做した。


幾度もの闘争があった。

人間はドラゴンに勝つことはなく、過ちを繰り返した。

そして、ドラゴンによる人間社会への侵攻が行われる。

初めてドラゴンが捕食以外で他種を襲ったのだ。


数多のドラゴンが飛び回って大空を埋め、

城郭を、住居を、橋を、田畑を、船を、大地を焼き尽くす。


何千年もの時を経て築かれた人間の文明・文化は崩壊した。


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