8/20
本日も二度寝で起床。
ペアの子がしっかりしているから、それ以上寝ることはない。
今日は初めてホストスクールに向かう。
正直、ちゃんと理解できるか不安だ。
まあ、その思惑通り、最初は聞き取るのが難しかった。
先生が私たちに話してくれるのと、生徒が私たちに話してくれるのとでは、やはり聞きやすさが違った。
先生は私たちのような生徒に慣れているのだろうなと感じた。
しかし、耳が慣れてくると、少しずつ会話がききやすくなり、現地生徒との会話もスムーズになった。
バディの子と対面するのは、とても緊張したが、結果から言うと、なんとかなった。
オーストラリアの人は、みんな優しくて、とにかくフレンドリー。
すれ違った人と挨拶が飛び交う。ばんばん話す。
こう、すれ違って距離が離れていっても、会話が成り立っているのがすごいと思った。
耳がとてもいいのだろうか、なんて疑問も浮かんだ。
話していて聞き取れなかったりわからなかったりした時は、ソーリーとか言って聞き返すと、だいたいもっと簡単に説明してくれたり話すスピードを落としてくれたりする。
数日過ごしてみて、やはり、恥ずかしがらずにちゃんと聞き返すべきだなと感じた。
バディの友達が私のペアのバディだったので、四人で一緒に行動していた。
お昼の時に、バディがインドのハーフだということを知った。
彼女のお昼ご飯がインドのチキンカレーだったから。
一口くれたのだが、おいしかった。普通に。
あとから結構スパイシーだったけど。
学校に来て驚いたのは、ほとんどの生徒が日本語の授業を受けていたことだ。
校内を案内してもらっていたときに、通りすがりに日本語で話しかけてくる人がとにかく多かった。
自己紹介で聞いたのだが、皆何年も日本語を勉強しているらしい。
でも、やはり難しいんだとか。
私たちだって難しいから大丈夫だよ、なんて声をかけたくなった。
一日が終わって、部屋に戻ると、想像以上の疲れがどっと襲ってきた。
しかしやらなければいけないことはあるので、お昼ご飯の残り、と言ったら言い方は悪いかもしれないが、それをつまみながら宿題をやることにした。
マンダリン。ほとんどみかんと同じ。大きさも、味も。
セサミスナップス。ゴマを蜂蜜で固めたやつ。食感はかたいせんべいににているかも。ほんのりあまくて、好みだった。
どれもおいしかった。チョコレートは甘いものが苦手な人にはきついだろうけも、フルーツやせんべいに似た類いのお菓子なら口に合うかもしれない。
時は流れて、夕食。
これがまあおいしいんだわ。
今日も飯テロを起こせないが、感動の印として、メニューは記しておこうと思う。
パプリカやズッキーニとお米が合わさったピラフ的なやつと、チキンヌードルって言ってた中華麺。
私の好みどストライクの味付けだった。
私は食べなかったけれど、目玉焼きも置いてあったかな。
ホストマザーには感謝しかない。
下手したら、日本よりおいしい。私の母は、一食に何種類も作ることはほとんどないし、お惣菜を買ってくることも多いし。
ご飯は、幸せ。
食後、部屋に戻ると、トイレの鍵についてペアと話題になった。
棒のようなやつを押すと閉まるとは言われたのだが、うまくいかず、どうすればよいのかと。
ちなみに、学校のトイレも。家とは違うタイプだったが、鍵がかかりずらかった。その時は同じホームステイプログラムの子が並んでいたので、他の待っている子が扉の前で見張っていた。
間違えて開けてしまったこともあり、ペアが調べてみたところ、案外よくあることなのだとか。
扉を開ける前にノックが必要、もしくは使わないときは扉を開けておくべきだなと思った。
今後は注意しなければ。
今日も一日、楽しかったな。
最近はそういう気持ちで眠れることが多く、とても幸せだ。