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SPARK FILM  作者: 朝永有
9/11

透明日和

誰かに飾られたような

朝がやってくるその前に

君の声が聞けたら

目覚まし時計を眺めて思うよ


くたびれた白いシーツに

温もりはもう残っていない

毛布に包まっていたい

そういえばいつもより寒いな


昨日の残りのコーヒーが

一度だけを湯気を吐き出した

カップの中で揺れ動いたのは

気のせいじゃない


トースターで焼いたパンに

目玉焼きを乗せて食べようか

きっとあの映画の結末みたいに

最後は上手くいくだろう

空だって飛べるよ どこまでも


ベランダを猫が歩いていく

その猫を蝶が追いかけていく

どこへ行くかは誰も知らない

あの猫も蝶も僕も君も


誰かに飾られたような

朝がやってくるその前に

君の声が聞けたら

目覚まし時計を眺めて思うよ


トースターで焼いたパンに

目玉焼きを乗せて食べようか

きっとあの映画の結末みたいに

最後は上手くいくだろう

空だって飛べるよ どこまでも

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