1/1
Prologue
世は、秀才は天才に劣り
天才の方が 羨ましいと ほざく。
天才は世に流され、
思い違いをして 秀才を 蔑む。
そんな世の中が言わずもがな正解であると思っていた。
いつからであろうか。この世の違和感を腹に抱え始めたのは。
いつからであろうか。私がこの世を憎むようになったのは。
いつからであろうか。どんなに幸せな時でも、 死にたい と思うようになったのは。
いつからか常識の軌条に本人の意思なく乗せられて、
ただ自分が "不自由" なく暮らせる未来の為に馬車馬のようにはたらかされて、
時々、 というか 毎日、毎分毎秒 、 私は一体何がしたいのだろう、と生きる気力を失う。
そんな世の中、
「お金が無いことが "不自由" だと決めつけられる」、この世の中で、
今日も私は未だに生きている。




