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すまねえ たんなる嫌味だぜ

作者: 歌川 詩季

 また二字熟語からはじめてしまった(汗)

 革命に足りない刷新にも

 血は流れたのだと為政者は言う

 たらいまわしにされたその痛みを

 さいごはだれが負うことになったのか

 どうか 教えてほしいもんだ


 我がことのように話しては

 我がことのように涙する


 共感能力の高さをほめられて

 育ってきた背景がうかがえるなんてのは

 すまねえ たんなる嫌味(いやみ)だぜ



 確信に足りない直感でも

 血は(かよ)うのだと異端児が言う

 これみよがしになったその御旗(みはた)

 はじめにだれが(かか)げてみせたんだか

 どうか 教えてほしいもんさ


 我がことのように語りあげ

 我がことのように(ほほ) 染める


 反省材料の多さをまるっきり

 感じられない処方箋(レシピ)がお見事だなんてのは

 すまねえ たんなる嫌味(いやみ)だぜ

 まだ、二字熟語はたくさんあるから、大丈夫(何が?)。


挿絵(By みてみん)

制作:ひだまりのねこ先生

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