男性から私は愛してもらえない!
男性からも私は愛してもらえない!
私は35年間、男性と付き合った事がない!
そもそも私は見た目の問題なのか、、、?
顔が少し歪んでいて顎も少しだけ長い。
歯もボロボロで、小学生の時は歯を矯正していた。
それを同級生の男の子によくバカにされる。
私のあだ名は? 小学生の時は、”矯正女”
中学生の時は、”顔ボコボコ” 高校では、”なすび女”
女友達と一緒に居ても、私だけトイレに呼び出されてイジメられる
事も多々った。
毎日毎日、家に泣きながら帰ると? 母親は”よく食べてよく寝たら
明日には何もかも忘れてしまうわ! さあさあ、たくさん食べなさい!”
それでも私が泣いていると、、、?
夜、私の部屋に母親がこっそり入ってきてこう言ってくれたの。
”あなたは強い子よ、でもね? 弱音も吐いていいの! 家に帰ってきたら、
ココはあなたを守ってくれる場所! あなたには帰る場所があってママは、
あなたの味方! どんな事でも弱音をママに言って! ママはあなたを何処
に居ても守ってあげる!”
私は母親のその言葉で、何とか? 大学まで行く事が出来た!
その後は、仕事の都合で実家を離れる事に......。
それでも毎日、母親に電話をしていたわ。
私は社会人になっても悩み事があると何でも母親に話していたの。
『ねえママ?』
『うん? どうしたの、澪奈。』
『“わ、私ね! まだ彼氏が出来ないの! 私と同じ歳ぐらいの女の子は
みんな彼氏を作っているか、結婚して子供も居て家庭を持っているわ、
何故? 私は普通の女の子が出来る事が出来ないの?”』
『“まだ慌てることはないわ! ゆっくり自分にあった男性を選べ
ばいいの! あなたに逢った人がきっと現れる!”』
『・・・そ、そうなのかな?』
『そうよ、あなたにあった運命の人がそのうち現れるわ。』
『そ、それならいいんだけど、』
『大丈夫! きっと現れると信じてあなたは待ってなさい!』
『・・・ううん。』
”私は母親のその言葉をずっと信じていた!”
母親の言う言葉には何故か力がって、私は母親の言う通りにしていると
なんでも上手くいくと信じているの!
いじめっ子からイジメられていた時も、母親の言う通りにしていたら?
自然と私はいじめっ子からイジメられなくなった。
でもその代り、同じクラスの女の子がイジメられていた。
私はその事も母親に話していたが、母親は”その子にはもう構わない方が
いいわ! またあなたがいじめっ子からイジメらたら困るでしょ!”
私は母親の言う通りにしていたが、いじめっ子達は私の代わりにイジメ
られていた子を、どんどん追い込んで”その子は学校の屋上から飛び降りて
亡くなってしまった。”
・・・あの時の私の気持ちは、”どうしようもなく複雑で、母親に言われた通り
にしていたとはいえ、その子はイジメで亡くなった!”
本当に私は何もしなくて良かったのか?
私の身代わりにあの子がイジメで亡くなったのではないのか?
私が何か? あの子にしてあげられていたら、あの子は亡くならなくてよかっ
たのではないのか?
大人になった今でも、私はあの子の事を今でも忘れていない!
*
それと同時に、私は男子からも揶揄わられていたから、、、?
まともに男子と話した事もないし、どう接していいのか分からない!
中学生から社会人になった今まで、”彼氏が出来た事がない私!”
そもそも私に男性が近づいて来ない!
・・・まあ、私はブスだし奥手だから男性からしたら?
面白くないんだと思う。
35歳になった今まで私は、飲み会やマッチングアプリ、お見合いも
した事がないの!
そういうところに行かないから? ”私は彼氏が出来ないのかな?”
でも運がいいのか? ”最近、同じ部署に若い男の子が入ってきて、”
私は唯一! 彼とは普通に話が出来るみたい!
彼は人懐っこくて可愛いの。
”そんな彼に私は初めて恋をした!”
『“ねえねえ、?”』
『・・・えぇ!? わ、私!?』
『そうそう! だって下の名前、澪奈って言うんでしょ!』
『・・・ううん。』
『“可愛い名前だよねぇ~”』
『そ、そうかな?』
『“これから、澪奈ちゃんって呼んでイイ!”』
『・・・えぇ!? あぁ、まあ、いいけど、』
『“何? 照れてんの、澪奈ちゃん?”』
『“大人を揶揄わないで!”』
『まあ、いいじゃんー!』
彼は無邪気に私にそう言った!
そんな彼が可愛くて仕方がない私は、彼ともっと話したいと思うようになる。
・・・でも? ”私は彼の本性を知ってしまった!”
『“お前さ、浮田と最近仲いいじゃん! アイツの事が好きなの?”』
『“んーな訳ないじゃん! 俺、もう彼女居るし!”』
『あぁ、そうなんだ! でも浮田はどうすんだよ!』
『“揶揄って遊んでるだけ! あんなブス、俺のタイプな訳ないだろう!”』
『ひでー男だな!』
『酷くないだろう、俺が積極的に話してやってるのに! 何が酷いだよ!』
『そういうところだよ、ヒドイのわー!』
『俺は優しい男だ! もうこれ以上、口を挟まないでくれるかな?』
『分かった分かった、お前のすきにしろ。』
『あぁ~勝手にします~!』
・・・こんな話、私は聞きたくなかった。
彼の本性が分かってしまったから。
こんなの聞いたら? 次、彼と会ったら、私はどんな顔をすればいいの?
なんか浮かれてた私がバカみたい!
当たり前だけど、彼は私の事なんか少しも好きじゃなかった。
分かってたのに、夢を見てしまった。
ただ私は彼にとって都合のいい遊び道具だったのだろう。
私みたいな女を好きになってくれる男性なんて、本当はいないん
じゃないのかな?
母親が言った事を私は初めて、”嘘”なんだと気づいた。
もう私は男性なんか好きになったりしない!
私はこの先もずっと一人で居るのよ。
こうなったら、私は死ぬまで”独身”を貫き通すわよ!
*
『“実は? 俺さ、本当に澪奈ちゃんが好きなんだよな! でもアイツら、
俺が本当の事言ったら? 彼女に何をするか分からないし、俺だけなら
まだいいけど、彼女に手を出されたら俺が耐えられないよ! だからもう
少しだけ! この事は、会社の人達には黙ってようと思うんだ!”』
『・・・で、でもさ? お前、彼女居るって? 前言ってなかったけ?』
『“アレは嘘だよ! そう言わないと信じてもらえないだろう。”』
『“なんだよ、お前、マジなのか? そこまで言いうならオレも力になるよ!
頑張れよ!”』
『うん、ありがとう。』
*
・・・この事は? 随分、先になって私は分かった事だ!
私は彼の何を見ていたのだろう?
本当の彼は、本当に素敵な男性だった。
これを機に、もう周りに惑わされない、“芯の強い女になろうと
私は心に決めたわ!”
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




