人物紹介2
人が増え過ぎた気がするので。と言っても、まだ出てこない人もいます。出せるといいなあ。
ちゃんと出てくるかどうか分からない人も、生かす機会があるかどうか分からない設定も含めて、登場人物のご紹介その2です。
* 演劇関係者
ジェラルディン・ルゥルゥ
大女優。淡い金髪に青い瞳、自意識過剰気味の49才。
女優兼高級娼婦だった母のもと、物心ついた時から舞台に立っていた。
ルゥルゥは子役時代の当たり役を、姓の代わりに使っているもの。
なお、父親は不明。
ドミニク
ルゥルゥ組の衣装係。
褐色の髪にヘーゼルの瞳。38才。
腕力が強い。顔が広い。
12才の娘が、毛織物商に奉公に出ている。独身。
ミケーレ・ベンゾ
ジェラルディンの弟子の新人俳優。金髪の巻き毛に、青い瞳をした美青年。23才。
地方貴族の文官の息子。王都には大学で法律を学ぶために来た。
トニオ・ステファノ
バルーグ座の劇作家・詩人。
* ガレー大公家と関係者
アストル・サディス・ガレー
大公家当主。25才。
執念深く、食い意地が張っている。
マリア・ガレー
前大公未亡人、濃い褐色の髪に、濃い藍色の瞳。48才。
亡き夫を今も熱愛している。執念深い。
バルデス・サディス・ガレー
前大公。享年38才。
先々代国王の側妃腹の第二王子で、大公家には婿入り。
黒髪に青灰色の瞳の美丈夫で、妻子を溺愛していた。
好きな物は東方の文物と悪戯。
アルベルト・マリノ・セザルト
側妃腹の第二王子、12才。
近々アストルの養子に迎えられる予定。
フェデリコ・シュゼ
大公家に代々仕える家令、55才。
白髪に茶色い瞳。髪が白くなったのは二十代後半。
ブルーノ・ハリド
アストルの秘書の一人。40才。
ベアトリーチェ・ディーノ
マリアの侍女頭。伯爵家出身の50才。
夫は大公家の分家筋にあたる伯爵家の次男。
三男の母。
マリオン・メディア
マリアの侍女。伯爵家出身の46才。
伯爵と結婚して退職したが、子育てが一段落したので復帰。
二男一女の母。
カテリーナ・ロッコ
マリアの侍女。
旧姓センティノ。子爵家出身の28才。
ロッコ子爵の未亡人。
実家に九才の娘がいる。
ローザ・ディーノ
マリアの侍女。16才から出仕。
金髪に淡い青の瞳をした、ガラス細工を思わせる美女。19才。
大公家の分家筋にあたる伯爵家の出身。
ベアトリーチェの夫の兄の娘。
オーレリア・ミズィナ
マリアの侍女。子爵家出身の16才。
出仕は10才の時から。
婚約者のエンリケは、ネスタ伯爵の三男。母の実家であるロラン侯爵の後継が回ってきてしまった。
ちなみに、エンリケの兄のアルヴィーゼは、アストルの親しい友人。かつらの持つ無限の可能性を追求している。
ルシア・マデル
36才。マリアの妹。濃い褐色の髪に、濃い藍色の瞳。マデル侯爵の妻。
セシリア・ダリオン
34才。マリアの妹。濃い褐色の髪に、濃い藍色の瞳。ダリオン公爵の妻。
フェリシア・ダリオン
15才。黒髪に、濃い藍色の瞳。セシリアの娘。
第一王子の婚約者。
* その他
アナスタシア・コルトー侯爵夫人。
社交界の花形、流行の創出者、芸術の庇護者。ジェラルディンやその劇場のパトロンの一人でもある。
ブルネットに青灰色の瞳をした美女。年齢不詳の36才。
14才から高級娼婦として客を取ってきた。当時のあだ名はアルラウネ。
元々は小国の王族に連なる身だったが、クーデターで国を追われて、ベランジオンに亡命した。
マルタ
アカシア通りの荒物屋の奥さん、39才。
人生再スタートを企んでいる。
一男一女の母。孫が一人。
カミラ
汚職で処刑されたレヴィ伯の姪。15才。
辺境伯の令嬢の侍女をしていたが、解雇されて王都で求職している。
エルナニ・ジュール
国王の秘書官。22才、子爵。ジュール侯爵家の後継ぎ。とても素直。
ジャコモ・ソレス
国王の秘書室長。側妃マレーナの兄。
蝶々さんの上司でもある。心配性だけど胃は強い。




