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第十節 昏睡②...最奥にて、思わぬ出会い

考古学教師、竜ヶ峰紅葉先生は元メイドです。

 夢はいつか覚めるもの。

 どれだけ長く寝ても、人は必ず夢から目が覚める。

 しかし、時には夢の中の出来事に引き摺られて、現実と区別できなくなる事がある。だから、俺は目覚めた時に一瞬思った。事故を起こした後の事は全て夢なんじゃないかと。

 女の子になった事も夢だし、俺が引き籠りのニートになったのも夢で、そもそも人を轢き殺していないんじゃないかと、そう思った。


 白い天井。

 微弱な光に照らされたのはとても普通の天井。だけど何故か「病院」という単語が釣られて脳に浮かぶ。

 ここはどこだろう?病院?もし病院としたら、どこの病院?いつの病院?

 初めて女の子になった時の病院?事故を起こした後の病院?

 白い天井を見ると、いつも期待してしまう。俺が、ただ夢を見ていただけなのだと。


「鎖に縛られていなければなぁ・・・」

 俺は女の子の声で、一つ溜息を吐いた。


 両手首に足首、そして俺の「人の」首にある鎖が冷たく硬く、自分が今夢を見ていない事にすぐに気づけた。

 幸い、俺は鎖に縛られているが、体は柔らかいベッドの上に横になっている。起き上がる事は出来ないが、楽な体勢になっている。

 手足は動かせない、首も固定されている。少し体を動かして暴れて、俺はようやく自分がベッドの上に固定されている事が分かった。

 まるですぐにでも解剖される蛙のように、頭を裂かれる白鼠のように。


「誰か~?助けて~?」

 無気力な声で、期待ゼロパーセントで一応助けを求めてみた。だが、予想外に、俺は何かの物が動かされる音が聞こえた。


「起きたか。」

 知ってる声が光の方から流れてくる。


「その声、紅葉先生?」

 首を動かして、光の方に視線を遣る。

 固定されてはいるが、ガッチリ動けないように固定されている訳じゃない。冷たい鎖に触れて、ちょっと喉が押されて軽く痛いが、頭だけを上げる事ができる。


 薄暗い部屋の中に、たった一点が光っている。電気照明にしては光が弱く、魔法照明にしては光が白い。

 さらに、その光が時々点滅している事から、俺はそれがパソコンやテレビ類の物からのだと考えた。


「紅葉先生、何してるの?」


 俺は疑い深い性格だ。

 鎖で動けない状態な俺が近くにいるのに、何もしない。それだけで紅葉先生を「敵」と疑う。

 知り合いが実はラスボスとか、王道だよね。

 王道すぎて、捻りもないって感じ。


「うん」

 紅葉先生は答えない。そして、クリクリッという音がした。


 懐かしいマウスをダブルクリックする時の音だ。加えて点滅する光、機械のモニターから発したものと考えられる。そうなると、まさか紅葉先生はパソコンを使っているのか?

 少し喉が締まるが、俺は限界まで頭を動かして、紅葉先生の方を見つめる。

 人の形をした影から光が漏れてくる。その光によって映された紅葉先生は光に集中して、右手を動かし、示指でパチパチ。

 引き篭りだった俺もこんな感じだったのかな?


「紅葉先生~、ねぇ、紅葉先生ぇ~」俺は続けて紅葉先生を呼ぶ、「鎖外してよ。頭が動けなくて、髪の毛が気持ち悪い。」


「うん、我慢。」俺をスルーする紅葉先生。


 まず、今の返答で一つ分かった事がある。紅葉先生は俺が鎖につながれている事を知っている。

 彼女が俺をロックしたのか、ロックされた俺を発見しただけなのか。少なくとも、鎖につながれている俺を助ける気はないようだ。


「先生ぇ~。可愛い教え子を助けるのが先生の仕事でしょう?鎖外してよ」俺はしつこく自由を求める。


「はぁ」

 ようやく観念したか、紅葉先生が立ち上がって、俺の方に歩いてきた。


「私があなたを動けなくしたのを、分からない?」

 紅葉先生がベッドの上に座り、俺の長い髪を撫でる。

 良い匂い・・・女の子の香りだ。


「紅葉先生、ちゃんと風呂入ってる?」

「・・・・・・」


 紅葉先生の口が動かない。暫く入ってないとみた。

 キツイ女の子の香りは俺の男心をくすぐるが、逆に言えば俺の男心がくすぐられたら、その女の子は「風呂入ってない」と予測できる。

 違うんだよ、紅葉先生。(くさ)い訳じゃない。匂いが良すぎるから困るんだ。


「それより、外してよ。一緒に帰って、一緒にお風呂に入ろう。ねぇ?」

 俺は可愛い子ぶる。

 中身がどうあれ、外見が可愛い「ロリ巨乳」だから、てへろぺだって許される。


「どうやら、お嬢様は現状を認識していないようなので」紅葉先生が俺に顔を寄せて、俺を睨む。「お嬢様がこんな目にあっているのは、私の所為だ。」


「ちゅっ」ほっぺにキスする。


 俺にキスされた紅葉先生がすぐに俺から離れて、「なっ、なっ」と言いながら、顔が真っ赤になった。

 乙女だな。無表情を貫き通せないピュアな心の持ち主だ。


「おほん」紅葉先生が咳払いした。

 恥ずかしさを誤魔化す為だろうね。分かりやすい反応だ。


「奈苗様。」

「名前でも『様付け』かよ。」


 なるほど、「元」メイド長だね。


「茶化すな、奈苗様。呼び方は私の自由だ」

「それ、普通『様付け』したくない人の言葉だよ」

「なら、別に構わないか。私は『普通』じゃない」


 そう言った紅葉先生の顔が少し曇ったように見えた。

 単純にこの薄暗い部屋の所為でそう見えたのかもしれないが、俺はそういう顔をする女の子を見たくない。


「灯り、付けたら?もしかして、電気通ってないの?」

「電気?」


 あ、口が滑った。変に勘ぐられるのも嫌だな。

「電気」なんて言っても、紅葉先生は何の事なんて分からないだろう。


「遊び半分で『考古学部』を立て直そうと、思っていたけどな。」そう言った紅葉先生は無表情に戻った、「一つ間違いを正しておこう。」


 紅葉先生はベッドを離れて、パソコンの方に近づき、マウスを手にした。


「奈苗様、これに見覚えはある?」

「それは・・・」


 車の形をしたパソコンを操作できるマウスだ。


「これは『懐中電灯』ではない。『懐中電灯』というものはもっと大きい光を放つ。この『遺物』の小さい光では何も照らせない。」

「へ、へぇ~」


 そういえば、前に聞かれた時、適当な事を言って誤魔化してたな。


「これはあの光る『箱』を操作する道具だ。名前は不明だが、私は『小さな光を放つ天使』・ホタルと呼んでる」

「へぇ~」


 意外と乙女チックな事を言うのだな、紅葉先生は。微妙に返事に困る。

 ホタルとマウスか。虫と鼠、どっちもどっちだな。


「ん、箱?」

「今光ってる物、見える?」

「ぁ、あぁ、見える」

「ホタルを使えば、あの箱の中を操作できる。」

「へぇ、そうなんだ」


 箱って、パソコンの事だったのか。


「あまり驚いてないな」紅葉先生に疑われた。


「い、いいえ!驚いてる。う、うわぁ!」驚いたフリをする。


「本当か?」

 驚くフリが下手くそだったのか、更に疑われた。


 どうしよう?また適当に誤魔化したら、今度こそ完全に疑われる可能性がある。

 そして、一度でも誰かに疑われれば、永遠にその人に大なり小なり警戒される。

 素直に本当の事を言う方がいいのか?それは嫌だな、負けたみたいで。

 こうなったら、とことん嘘をついてやる。

 えっと、えとえと・・・


「奈苗様?」

「はぁ、」ワザと一回溜息する、「話が突拍子すぎて、頭が回らなかったよ。」

「回らなかった?」

「いきなり『懐中電灯』じゃないとか、『箱』の中を操作するとか。それに、『箱』ってなに?一遍にそんな多くの事を教えられても、脳が受け入れるので精一杯。表情とか、上手く作れない。」

「そう。」


 紅葉先生の視線は俺からパソコンに移った。

 勝利!惚ける事に関して、我に勝る者はいない!


「そんな事より、早く私を解放してよ。」

 敵であるにも拘らず、俺はそれでも紅葉先生に助けを求める。


「奈苗様、私は味方じゃない。奈苗様に鎖を掛けて、自分で外しはしない。喚くのはやめなさい。耳障りでしかない。」

 紅葉先生ははっきりと言った。


「けち臭い事言うなよ。一回だけ!今回だけでいいから。」けど、俺は空気読まずに、続けた。


 引き篭もりの時期、俺は様々なモノに手を出した。何十本のネットゲームも勿論毎日チェックするが、それだけでは直ぐに飽きてしまう俺である故、同時にアニメやらドラマやらを一緒に観るようにしていた。

 中には何らかの理由で自由を失う人を何度も見たが、彼らは基本泣き叫ぶか、怒るかって、自分を監禁した人に負の感情を示す。

 そこで、俺はいつも思う。友達感覚で声をかけたらどうなるのだろうなぁ、と思って、そんな事をされた「敵」はどういう反応するのだろうなぁって、思っていた。

 もちろん、中にはそういう態度で敵に声かけるキャラもいた。だけど、そういうキャラって、大体が圧倒的な強さを持っていて、敵を怒らせて形成逆転するのだ。今の俺のような「弱いのに粋がる」キャラはいなかった。

 だから、俺は知りたい!

 弱いくせに友達感覚で「敵」とおしゃべりしようとしたら、どうなるのだろう?


「ねぇ、紅葉先生!ねぇ、ねぇ、ねぇ!」

「はぁ」


 紅葉先生は俺を無視して、パソコンの画面に目を向けた。

 なるほど、無視されるだけか!

 喋るのも疲れたし、首も痛い。髪の毛がぐちゃぐちゃになっていて気持ち悪かったが、紅葉先生に撫でられてから少しは良くなってる。

 ちょっと休もう。


「寝返りしたい。」

 一回文句を言って、俺は目を閉じた。


 カサカサ、シュアシュア、パチパチ・・・・・・

 紅葉先生が何かをしていて、俺にとっての騒音を発している。

 カサカサ、ピュウピュウ・・・・・・

 ダメだ、全然寝られない!


「な、何をする!近づくな!」

 聞き覚えのある女の声がした。

 この場所に、俺と紅葉先生以外、他に誰がいたのか?

 にしては、その声がどこかで聞いたような?


「いや、おちゅうしゃは嫌!いやぁあ!」

 声の主が悲鳴を発している。何が起こってるんだ?


「紅葉先生?ねぇ、紅葉先生?」

 俺は試しに紅葉先生を呼んでみたが、紅葉先生は返事してくれなかった。


 そして、声の主の悲鳴が消えた。突然な静寂が来て、何が起こっているのかが分からない所為で、俺は不安な気持ちで一杯だ。

 紅葉先生は何をした?

 鎖に固定されている所為で、体を動かせない。何も見えない。それ故に、どうしても嫌な想像をしてしまう。

 実はここに俺以外にも沢山な女の子がいて、紅葉先生が彼女達を何かをしている。その「何か」は最悪の場合「殺す」であるのもあり得る。

 そして、その内に俺の番も回ってくる。俺は紅葉先生に「何か」をされて、命を奪われるのだ。

 そう考えて、俺は「恐怖」した。俺が一番嫌いな感情、「恐怖」。


 ムカつく・・・


 しかし、俺は「恐怖」を打ち勝てる感情を知っている。


「紅葉先生、何をした?教えろ!何をした!」

 俺は大声を出した。

 俺は怒鳴った。


 ムカつく・・・

 憤怒。俺はいつもこの感情を使って、他の感情を殺す。この感情があまり沸かない俺自身であるが、ある程度にこの感情を操る事ができる。

 いや、人一倍に上手くコントロール出来る。


「答えろ、竜ヶ峰紅葉!」

「っ」


 ワザと苗字の方も呼ぶ事で、紅葉先生も俺と同じ感情にした。上手くこの感情をコントロール出来ると言っても、この感情でいる間、俺はいつもより更に他人の気持ちを無視する。


「ねぇ!」

(へい)

「む!」


 口が開けない。

 舌が動けない。

 喋りたい気持ちがあるのに、喋れなくなっている。

 そうか。俺は紅葉先生に魔法を掛けられたんだ。

 熱い・・・


「紅葉?」

 先ほどと同じ声が聞こえる。

 どうして?声の主は大丈夫だった?


「助けに来てくれました、紅葉?」

 何故か先と違って、声の主はとても優しい声を出している。


「どうしました?何故、何も喋らないのです?私、今どこにいますの?」

 何だろう?同じ声なのに、まるで別人のようだ。


「やはり、記憶が消えた訳じゃないか。」

 今度は紅葉先生の声だ。その声が小さく、声の主と会話している訳じゃなく、独り言のようだ。


「紅葉?」

「寝て」

「ぁ」


 再び、声が消えた。また紅葉先生が何かをしたのかな?

 熱い・・・

 喉の奥から湧き上がってくる熱い何かが、俺の口から出ようとする。しかし、魔法によって閉じられた俺の口は開く事がなく、その何かが段々と他の「出口」を探すようになった。

 目、鼻、耳、そして俺の脳。熱い何かがどうしても俺の中から出ようとする。

 俺、他人に気を遣う余裕はないみたい。


「くあぁ、かっ」

 遂に、その熱い何かが俺の口を抉じ開けて、外に出た。


 赤い。

 予想していたが、やはり「血」か。

 苦しい、辛い、熱い、痛い。

 頭がおかしくなる。


「お嬢様!」

 誰かの声がした。多分紅葉先生のだ。

 左手が掴まれたような気がした。小指が握られた気がした。何かが外されたような気がした。

 その何かが外されてから、俺の熱は俺自身でも分かる位に迅速に下がって行き、段々と苦しいとか、辛いとかの感覚もなくなっていた。

 全身の力が抜かれて行くような気がした。

 そして、楽になった。


「もう逆らって来ないでください、お嬢様。ちょっとした事で、死んでしまいますから」

 顔をキレイなタオルで拭かれた。左手の小指に何かを嵌められた、多分指輪。


「はあぁ」

 口で呼吸する。

 段々と頭も回れるようになった。

 恐らく、俺の体は紅葉先生の魔法に拒絶反応を示して、吐血までしてしまったのだろう。それを見た紅葉先生は素早く俺の左手にある指輪・「祝福の指輪(デザイア)」を外して、俺の体内の魔力を流出させた。俺にとって多すぎた魔力を放出する事で、俺を元の状態に戻せた。

 その後、しっかり「祝福の指輪(デザイア)」をまた左小指に嵌めてくれる所に愛を感じるね!いよっ、このツンデレめ!


「紅葉先生・・・」

「・・・何?」


 紅葉先生の行動から、俺は一つ、今の自分でしか得られない特殊な力に気づけた。

 病弱な令嬢。

 不自由のない家に生まれたのに、不自由な生活をしなければならない。まるで神様からの呪い、不幸の体現者。

 更に「カメレオン」という種族は生まれながら身体能力が平均以下、強くなれない種族。俺は特に酷く、その中の「無魔」――魔力ゼロの状態で生まれた。

 体弱な上に無魔力、魔力耐性もゼロという誰からも同情してしまう「病弱な令嬢」。それが、今の俺。


 利用できるね!


「鎖、外してよ。髪の毛、気持ち悪い。」俺は紅葉先生から同情を買おうとした、「お願い、せめて首だけでも、外して。」

「お嬢様・・・」


 溜息一つ吐いて、紅葉先生はしゃがんで何かをしようとしている。

 もうちょっと自由に動けたら、何をしているのかを目で確認できるが、恐らく俺の鎖を解こうとしているだろう。確認するまでもない。


 ようやく俺のお願いを聞いてくれたよ、紅葉先生は。聞いてくれるまで「お願い」続けるつもりだったのだが、速やかなご対応に感謝感激だ。


 カチャ!鎖が外された。

「せめて首だけ」と思ったが、紅葉先生は両手両足の鎖までを外してくれた。

 自由だ!俺は自由を手に入れた!


「大人しくしといて、次は容赦しない。」

 そう言った紅葉先生は、今、俺を見ていない!

 逃げるなら、今がチャンスだ!


 俺は素早く身を翻して、ベッドを飛び降りた。

 そのまま足を動かして、逃げるつもりだったが、バランスが上手く取れなくて、転んでしまった。


「いてっ!」

 お凸が地面にゼロ距離接触!

 何もない所に転んじまったよ、俺!ドジッ子かよ!


「はぁ・・・魔力が全流出した直後に、ちゃんと動ける筈ないだろうに。それに、ドラゴンの私から、カメレオンの奈苗様が逃げられると思う?」

「まぁ、うん。」


 全くその通りだと思った。


「お、おお!」

 急に胸を触られたと思ったら、俺は紅葉先生に抱えられて、お姫様抱っこされた。

 普通、男の筈の俺がする行動なのに、女の子の紅葉先生にされた。

 これで何人目?


「屈辱だ。」

 女の子にとって嬉しい事でも、男にとっては恥だ。


 紅葉先生は俺をベッドの上に戻して、体を起こした状態にし、枕もずらしてくれた。


「大人しくする事だ。どうせ、私からは逃げられないんだから。」

 そう言い放った後、紅葉先生はパソコンの所に戻った。その背中を見て、俺の中でイメージした孤独な科学者が思い浮かんだ。

 白衣、似合いそうだね。


 自由になれた事で、ずっと気にしていた声の主も見つけられるようになった。俺はバカな事を考えるのを止めて、薄暗い部屋の中を見回した。

 そして、部屋の隅にある人影を見つけて、目を凝らして見る事にした。


「紅葉先生、灯り付けて」と紅葉先生にお願いしてみた。

 もちろん、無視された。しかし、この時の俺も夜目が利くようになった。


 長い茶髪、尖った耳、縮こまっていても見て分かる長身な女の子、ちょっと丸めな顔に、猫の尻尾・・・


「・・・タマ?」


 ずっと探していた「裏切りメイド」・猫屋敷 玉藻。

 俺の、初恋の人・・・

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