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時空法封呪

作者:以龍 渚
 時空法封呪(じくうほうふうじゅ)。
 その剣に願えば、どんな望みでも聞き入れ、叶えてくれるという不思議な剣。
 ただし、その願いの恩恵を受けし者全てに、黒き死の呪いが降りかかるであろう。

 小さな島の村で長を務める少年『リュセイア』と、記憶喪失の少年『ザン』との出会いから、物語は始まった。

 このままでは島が消えてしまうと言い残し、全ての記憶を失ってしまったザン。
 彼の記憶を求め、リュセイアたちは彼が記憶をなくす前に隠したという『時空法封呪』という剣を探す。

 その剣が、この小さな島国を大きく揺るがすこととなることに、リュセイアたちに知る術はなかった。
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