トラウマ
高校3年生になった。私は変わらず神聖かまってちゃんと聞き続けていた。
テレビに出演することがあり、リアルタイムで彼らの演奏を眺めていると横から母や姉がとても嫌そうな表情をしていた。
「気持ち悪い」「鳥肌が立つ」「不快」といったネガティブな言葉を並べた。
昔の私だったらヘラヘラしながら「そっかー」と言っていたかもしれないけど、少なくともそれに救われている身だったから「これが好きで聴いてきる人もいるんだから」と少しずつ反発するようになっていた。
クラスでは高校1年の時顔が似ていると言われていたサッカー部の男子が同じクラスになった。
しかも出席番号順で1人挟んだ後ろにいたから最悪だった。
こんな奴がきっかけの1つとなって私は嫌がらせを受けていたから、本当に早く死んでほしいと思った。
発端のサッカー部の男子と一緒に。
高校3年生になり進路の関係で自分で科目を自由に選択できることが増えた。
私は文系でとりあえず音楽、体育、国語、数学1を選択した。
音楽では高校2年の時flumpoolが好きという共通点から仲良くなったHちゃん、高校1年の時から関わりのあるYちゃん、友達になったTちゃんがいて、男子は軽音部に所属しているメンバーという構成で私としてはメンタルが安定しやすいメンバーだった。
そのせいかいつもよりも自然に話すことができて、高校3年は1、2年に比べて比較的落ち着いた生活ができていたように思う。
それに反比例して中学1年の時私を一人ぼっちにしてくすくす笑っていたKちゃんは友人は増えず、淡々と日々を過ごしていたようだった。
彼女は2個上の姉がいて生徒会長であり活発で元気な人だった。
それに比較されることも多かったし、自分よりも私が充実しているのが気に食わなかったのか「どうして、あなたばっかり。」とまた吐き捨てられた。
それから私はどうして自分が努力してないくせに一丁前に嫉妬ばかりするんだろう。
あなたよりも私の方が大変な人生なのにと思って、口を聞かなくなった。実質絶縁状態になった。
同じ高校ですれ違うことも、姿を見かけることもあったが、それから一度も口を聞いていない。




