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ヴァニタス  作者: 都築
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失神

中学2年生から技術という授業が始まった。

私は苗字が特徴的なせいで新学年に上がるたび担任には読み間違えられるし、副教科の先生は覚えるつもりがないのか、毎度読み間違える。どれが地味なストレスでもあった。


技術の授業では所謂はんだごてを使って溶接をしたり、機械で木を切ったりするものだった。

技術の先生は機械の危険性を伝えたくて、少しグロい話をしていた。

私は人よりも想像力が豊かだったせいか、その場面を鮮明に頭に思い浮かべてしまった。

そしたら、急に気分が悪くなってしまい、これやばいかもと思った次の瞬間私は床に倒れていた。

それはどれくらいの時間だったかわからないけど、目を開けると技術の先生か心配そうな顔でこちらを見ていて、何が起こったか私は理解できなかった。

おそらく気分が悪くなってしまい、そのまま倒れ込んでしまったんだろうという見解だった。

でも貧血の可能性も0ではないし、目が覚めたときの私の顔が真っ青で流石に保健室へ行ったほうがいいとなった。

私はこれまでの感情とかいろんなものを溜め込んでしまって、急に全てが溢れ出して気づいたら号泣していた。

倒れた場所が悪かったらしく鼻の下には切り傷ができていて、次の授業から参加するために教室に戻るとひそひそ声が聞こえてとても居心地が悪かった。


私は保育園の頃から小学生くらいまでは鼻血がよく出ていて、それも1時間出続けるのはザラだった。

そのせいで保健室の先生と親しくなることは多かった。

中学では久々の保健室だったけどやっぱり優しかった。


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