EPISODE:08「冒険のはじまり」
異世界であるベツハナイム王国にやってきて、一人での冒険は厳しいと判断し、女神様であるマリカ様のお城に行って思わぬバトルが発生してしまった。
しかし結果的に仲良くなることができてケガはしてしまったもののマリカ様の女神パワーの一つであるいうおっぱいビームで一気に完治する。
その後パーティに加入していただけることになり僕の異世界生活は順調すぎるスタートをきった。
パーティメンバーになってもらったマリカ様のお城に初日、泊まらせてもらえることになった。
寝る前に同じ部屋で一つのダブルベットの上で2人で寝る体勢をとっていた。
しかし僕は宿泊費がどうしても気になってしまい小さな声でマリカ様に尋ねてみる。
「マリカ様、あの宿泊費ってどのくらいするのでしょうか?常識的に考えるとそこそこ必要だと思いますので。」
するとマリカ様が真正面からくっついてきて恥ずかしそうにしながらこう言ってくれる。
「本当はこのお城に誰かが泊まりに来るなんてあれへんし、想定すらしてないねん。まぁ、泊めてほしいという事なら今、良太が所持している金貨では明らかに足りないかな。でも良太だから特別に宿泊費は免除しとくで。その代わりこのままちゃんと真正面に向き合ったままで決して背を向けたりしないこと!」
僕はマリカ様に思わずニヤニヤしながらも小さな声で返事をする。
「あ、ありがとうございます!分かりました。僕、一人の女性と一緒にベットで寝ることなんて今までありませんでしたので、ものすごくドキドキしてしまいます。」
その話を聞いてマリカ様は、僕の背中を右手で上下にゆっくりと撫でてくれながら小さな声で返事する。
「うちも男と同じベットで寝ることなんてあれへんかったから、意外とドキドキしてるんやで。ってか良太、下半身反応するの早くない?変なこと考えてるでしょ?もう、いやらしいんだから。もっとくっついてやる。それじゃ明日の冒険に備えて、そろそろ寝るわね。」
そう言ってからマリカ様は、僕を両手で抱きしめてきて大きな両胸を僕の胸の近くに強く当てながら疲れたのか、わずか2分程度で、そのままねてしまったのである。
僕の下半身は反応したまま、暫く静まることはなかった。
気づけば僕も疲れていたのか寝てしまい、翌朝を迎える。
マリカ様が朝食を作ってくれて一緒に食べてから冒険の準備をしているとマリカ様は、スマートフォンみたいな機械で僕のステータスを確認しながら何故か驚いた表情をしていた。