表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/31

EPISODE:07「バスタオルは巻いてください」

 最後にアザができてしまった僕の左の頬には強めにレーザーを当ててから終了した。


 その上でマリカ様は僕にドキドキした状態でこう言ってくれる。


 「良太、目開けていいよ。これで治療完了。こんな治療実際にしたのは良太が初めてなんやで。これが女神パワーの1つであるおっぱいビーム。見てみたら分かると思うけど全部完治しとるから!」


 僕はすぐに確認してみると確かにキレイに傷やアザはなくなっており、すごく驚きながらマリカ様にお礼の言葉を伝える。


 「すごすぎですね!治してくださってありがとうございます!マリカ様、あのちょっとなんか出そうなんですけど、どうしたら良いでしょうか?」


 するとマリカ様は、顔を真っ赤にしながら僕に小さい声でこう言う。


 「そりゃ、すごくたってるね。あとはちょっとビームの勢いが強すぎたのかもしれへん。でもそこはここで出せずに我慢して止めておいてよ!遅くなったけどバスタオル落ちてたこと教えてくれてありがとう。でもこれでお互い、裸を見合ったわけだから別にここではバスタオルを巻く必要は無くなったわけか。こんなうちで良かったらこれからもパーティとしてもよろしくね!」


 僕はすごく嬉しそうにしながらマリカ様に返事をさせてもらう。


 「と、止めておくんですか!?ぜんぜん良いですよ。こちらこそよろしくおねがいします!ぁ、あのバスタオルは巻いてくださいね」


 ここでマリカ様が少し寂しそうな表情をしながら僕にこう言ってくる。


 「バスタオルを巻いてってことは、うちの裸をみるのが嫌なの?もしそうだとしたらうち、傷ついちゃうんだけど。」


 まさかの展開に僕は、ものすごく慌てた感じでマリカ様に説明する。


 「そ、そういうわけではないです。本音を言えば見てておきたいくらいですけど、僕がドキドキしすぎて耐えられなくなりそうで…」


 僕がそう言うとマリカ様は、僕の背中を優しく撫でながら笑顔で返事をしてくれる。



「あ、そ~ゆことね。まぁ、白いのをこんな早くに出されちゃうと確かに困るけど、そこは我慢してくれたら問題ないよ。それに冒険者として本格的に生活していきたいのならば、こういう時間も必ず必要になってくるから。それにも魔女とかを倒すつもりであるならば、あの武器も必要になってお互い裸になってパワーを貯め合うことにもなるだろうし。だってうちと良太はパーティなわけなんだから。そうと決まれば明日からさっそく一緒に冒険に行きましょう!」


 ここでマリカ様が言っていた【あの武器】とはいったいどのような武器なのかイメージ出来ず頭の中で謎めいていた僕なのである。


 次回、その武器の名前が判明することになり、ついに僕たちの冒険が始まっていく。


 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ