表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/39

EPISODE:03「女神様と戦闘中!?」

 まさかの形で異世界のベツハナイム王国にやってきたのだが、パーティメンバーがいない状態で仲間を探すのは結構厳しいと僕は判断した。


 そのため僕は、マリカ様のお城にノックをしたうえで再訪問させてもらう。


 ここで返事をしてもらえたのだが、マリカ様が体に巻いていたバスタオルが完全に真下に落下してしまい、僕は顔を真赤にしながらもやや小さめの声で本人に伝えていく。



 「用件があるのですが、その前にマリカ様、バスタオルが下に落ちてしまっております‥」



 急いで親切にマリカ様にバスタオルを渡そうとすると、今の全裸の姿を自身ですぐに確認してから僕をお城の中に背中を強く押しながら連れ込んで行く。


 そこからマリカ様は、慌ててお城のドアの鍵を閉める。


 するとマリカ様がバスタオルを勢いよく投げ捨ててから激しく怒りだしてしまう。


 「うちの裸、見たな?このド変態がっ!どうせデブな女とか思ってるんやろ?こうなったらバトルをしてやる!うちの武器の魔剣でやっつけてやる!」


 僕は慌ててマリカ様にしっかりとそのことについて否定する。



 「待ってください!僕はそんなこと間違っても思ってません。それは明らかに違います!」



 しかし完全に怒り始めていて、冷静さを失っているマリカ様には全く通用しない。


 マリカ様の全裸の姿で、大きな胸が揺れてしまいながらも魔剣を右手に取り出して戦闘態勢に入ってしまう。



 「そんなの信用できるか!うちは今まで色んな男からデブとかブタとか言われ続けて傷ついてるんだよ。だから二度と他の人の前で肌をさらさないって決めてたんだよ!これで一撃だよ!」



 そしてそのままマリカ様は、僕に襲いかかろうとしていたので、慌てて防御を両手に宿る魔力の力で必死に防御していく。


 しかし魔剣の魔力のほうが圧倒しているため自分の両手が痺れてしまう。



 ただ両手がしびれてしまいながらも僕は必死でマリカ様に力強くこう言う。


「今の一撃は強すぎますよ!信じてもらえないかもしれませんが僕のことを一度だけ信じていただけないでしょうか?むしろ可愛くて綺麗で抱きついてみたいって思ってしまってるのが僕の本音です」



 するとマリカ様は、武器を使うのを中止し、左足を強く上げてきて僕のあごと顔に直撃してきて痛みのダメージを強く感じてしまい、倒れかけてしまう。


 マリカ様は、あまり冷静さがないまま怒ってキツめの口調でこう言ってくる。


「可愛いとか綺麗?抱いてみたいだと?そんなの絶対ウソでしょ!?うちはそう簡単に信じたりしないなら。これでも耐えるなんてなかなかやるやん。こうなったら顔面に攻撃してやる!」


 そう言ってからマリカ様は、僕の顔面をすぐに10回くらい強く叩いてきて、3回くらいしか避けることができなかった。


 残りの7回はまともに直撃してしまい、ものすごく痛みを感じてしまう。


 しかし僕は、ここで諦めずイタミを感じているが我慢してなんとも状態を演じていくのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ