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EPISODE:23「PRIDE〜プライド〜」

 「確かに頼りになるもんね。そう言う事でお兄ちゃんって呼びたいなら別にうちは、かまわへんけど。それにうちはアメダン地区については、詳しくあれへんから、これから色んな地区を冒険していくことになるだろうね。それにしてもアメダン地区の情報を色々教えてもらえるのなら、うちはパーティメンバーに入ってもらっても良いよ」


 するとバニアさんは、いきなりすごく笑顔になって僕に尋ねてくる。


 「お兄ちゃん、マリカ様がアメダン地区について詳しく教えてもらえるならメンバーに入って良いって言ってくれてるんだけど入って良い?」


 僕はマリカ様も承認している事が分かったため快諾するような感じの返事をしていく。


 「マリカ様も良いって言ってくれてるなら僕もぜんぜん良いよ!」


 バニアさんはその返事を聞いてマリカ様と僕にお礼を言ってくれる。


 「お兄ちゃん、マリカ様。バニアをパーティメンバーに誘ってくれて認めてくれてありがとう!まだまだレベルは18で低いけど、元女王のPRIDEプライドを見せれるように頑張ります!」


 こうしてパーティメンバーに4人目となるバニアさんが加入してもらえる事になり、これで転生した冒険者と女神様・1人で努力していた冒険者・アメダン地区の元女王様と、それぞれ個性があるメンバーが集った。


 これでパーティメンバーの主力陣が揃ったことになった。


 ちなみにメンバー自体は、まだ増やせるのだが戦い時はこの世界では4人までで挑む必要があり、超える場合は応援にまわることになってしまいいわゆる控えとなるため戦いに参加できなくなってしまう規定がある。


 それからこの日は、野宿となり夜にテントを用意して、4人全員で寝る時にテントの中でできるだけ立たない形で寝る準備をしていく。


 自分用の寝巻きに着替えていくのだが、僕だけ着替えて残りの3人はブラと下着だけの姿で、そのまま寝ようとしているためマリカ様に慌てて確認する。


 「マリカ様、どうして白いブラと黄色いショーツだけで寝ようとしてるの?それ言ってたらメイさんとバニアさんも似たような格好してるんだけど。」


 するとマリカ様がくすくす笑いながら堂々とこう言ってくる。


 「メイとバニアさんは、よく分からんけど、うちは良太と冒険をしている間は、この格好で寝ようと決めてるねん。この方がきっと良い夢、見れると思うし、こっそり良太がエッチな事をしてくるかどうかの反応も確かめることが出来るから。」


 ここで思わず僕は、マリカ様に顔を赤くしながら少し大きめの声で、突っ込んでしまう。


 「なんでそうなるんだよ!その姿で寝られたら僕がドキドキしてねられなくなってしまう。それにエッチな事なんてしたりしないよ!」


 その話を聞いて、ピンク色のブラと黒い下着を履いてつけているメイさんが、明るい表情で僕にこう言った。


 「あたしは、マリカがそうしてたし、この格好の方がまだちょっと暑いこの時期には良いかなっ思ったの。」

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