EPISODE:21「お兄ちゃん?」
僕はものすごく慌てて女性の大事なところの前とお尻をしっかりと他の人から見えないガードをさせてもらう。
すると一気に体内にたまっていた水分から先にホースから出る水圧くらいの勢いででてきて、その最中にお尻からは溶けたチョコレートみたいなのが一気に放出される。
僕は言われた通りのガードを全力ですることだけに集中した。
もちろん僕のズボンと足元には、ものすごく勢いででてきた水分が直撃してしまい、量でもチョコレートの溶けた状態みたいなのがついてしまい汚れている。
ただ出るものは,両方ともでた感じで少しスッキリした表情をみてから確認する。
「あ、あの大丈夫でしょうか?ガードは外して。」
すると再び、その女性冒険者は、怒り気味の状態で僕にこう言ってくる。
「バカじゃない!まだ拭けてないじゃん。両方拭き終わるまではガードは外さないようにしてね!」
慌てて再度ガードを行い、黄色のショーツを自身でしっかりと履いていて、白いスカートを履いたのも確認してからゆっくりとガードを外すと、その女性冒険者に僕はこう言う。
「分かりました。もうさすがに外して大丈夫でしょうか?」
顔を赤くしながらもその女性冒険者は僕に小さめの声で返事をしてくれる。
「もう良いよ。最後までガードしてくれるなんてやるじゃない。だいぶん汚しちゃってごめんなさい。特に両手とか。あっ、パニックすぎて名前言うの忘れてた。隣の地区、アメダン地区で元女王をしていたバニア。今はもっと頼りになるってことで新女王選挙で負けてしまって女王ではないけど。でもその悔しさを忘れずにバネにして今、1人で冒険をしているわけなんだが、不運なことにこんな事件が発生したというわけ。」
僕は今の話を聞いてすごく苦笑いしながらこう言う。
「ぜんぜん良いよ。これで女性の大事なところを他の人に見られずに済んだわけだし。僕はここニューシティで自分を含めた3人のパーティメンバーの1人である良太と言います。元女王ってすごすぎだと思いますが!」
ここでバニアさんは、あるところにクローズアップして少し大きめの声で尋ねてくる。
「良太は本当に良いお兄ちゃんだよ!でお兄ちゃんと呼ぶのは決定として、残りの2人のパーティメンバーは女だよね?だってバニアのことをここまでしっかり守ってくれるくらいなんだから」
僕は少し困った表情をしながら正直にバニアに答えていく。
「はい。2人とも女性です。1人はバニアさんみたいに1人で冒険されていた方で、もう1人は女神様ですね。」
この時、後ろからマリカ様とメイさんが僕を探している声が聞こえてきたので、急いで残ったポケットティッシュで両手をしっかり拭き、何事もなかったかのように行動する僕なのであった。




