EPISODE:01「まさかの異世界転生」
人間関係が思うようにいかず、出来る限り人と仲良くすることを心がけていたが、仕事をしていても自分の悪口を言う人がたくさんいる。
上司や相談出来そうな人には、相談させてもらって前を向いて生きようと努力をした。
しかし自分には家族もいなければ友達や恋人もおらず完全な独りぼっちになってしまい、自宅の中にダンボールの箱を開ける時に使うために買ったカッターナイフを左手に持ちながらこう思った。
「これならいっそう死んだ方が良い。どうせ死んでもサタンか悪魔かしらんけど苦しめられるんだろうけど、どうせ苦しむなら自殺したほうが良いに決まってる‥」
僕は涙を流しながら左手に持っているカッターナイフで切れる状態にしてから自分の右腕を勢いよくスパンっと切った。
その後、その右腕から大量の血液が出ながら静かに僕の人生は幕を閉じていくのであった。
そしてしばらくしてからゆっくりと目を開けていくと近くに1人の可愛くて少しぽっちゃりした体型で胸も大きい女性がいて長めの青髪をしている。
思わずその女性のを姿を少し見つめてしまっていると、曇った表情をしながら話しかけてくれる。
「目をさましたようだね。あなたは自殺してここにやってきたの。うちは女神のマリカ。よろしくね」
僕は周りを左右を確認してすごく驚いた表情をしながら返事をしていく。
「よ、よろしくお願いします。僕は東 良太と言います。あ、あのここはどこなのでしょうか?女神様なんですよね!?ものすごくお若くてビックリしてしまいます‥」
するとマリカ様が、いきなり何故か関西弁連発で説明してもらえる。
「ここは天国とかではなく、ベツハナイム王国って言って良太くんから見れば異世界ちゃうのかな! こんな変な真面目で真剣すぎそうな人、初めて見たもんで。若いって言っても14歳でおっぱいもなんか発育してるのかHカップくらいあるし。ここでは色んな冒険者がいて、冒険といえる冒険はせずにのんびりライフを過ごしている冒険者もいるで。」
マリカ様の胸のサイズが大きすぎる事が分かった僕は心の中でものすごく驚いてしまっていた。
『‥Hカップって爆乳女神様じゃないか!』
マリカ様は話を続けていく。
「あとは敵と日々戦って魔王を倒すことを目的にしている冒険者もいるわ。まぁ誰も魔王を倒せる冒険者なんていないから好きなようにすれば良いんと違うのかなって思ってるけど‥」
僕は少し恥ずかしそうにしながらもマリカ様に小さめの声でこう言う。
「い、異世界ですか?別に胸の大きさについて訪ねておりませんけど‥14歳って幼女じゃないですか!?」
ここでマリカ様が僕の幼女発言にものすごく怒り出してしまい大声でこう言われてしまう。
「な、何が幼女やねん!頭おかしいんとちゃうか?うちはしっかりした大人やで!ほら、おっぱいが大きいのが何よりの証拠やで。そっちの世界では14歳幼女なんか?」