まつりのあとの茅ヶ崎
「はいどうもこんばんはー、みんな茅ヶ崎に来てくれてありがっとう! フルーツの香りがする夢のような女子、白浜沙希です。
さて、私たちが卒業した中学のK先輩たちの茅ヶ崎ライブが終わり、茅ヶ崎に日常が戻ってまいりました。ライブのセットは解体作業が進んでいるようです。
いまだいたい17時、私はTバー、えーと、ヘッドランドビーチ、パシフィックホテルの跡地より西の浜を歩いています。母校の前の浜ね。この辺は波打ち際にちょっと大きめの石がごろごろしている広い浜なんですな。ここから十数分歩くとサザンビーチ。
翳った海、青空と白んだ空と夕焼け空のコントラスト、さらさら打ち寄せる波。振り向けばお月様、中秋の名月というやつですかな。日が暮れると月明かりと江ノ島シーキャンドルの光が波間を照らして綺麗なんだな。
茅ヶ崎は年中見どころがあるけど、特におすすめは秋。正にいま。波がモヤモヤすべてさらってくれるわけじゃないけど、街を歩いて、ふらっと飲食店に入ってみて、コーヒーでも飲みながら浜を歩く。そんな私たちの日常を、ぜひ体感してみてほしい。
ということで、全5回にかけてお送りしてまいりました『私たちの故郷、茅ヶ崎』。茅ヶ崎に来た人もそうじゃない人も、茅ヶ崎を楽しんでもらえたならうれしいです。パーソナリティーは星川美空、城崎まどか、小日向つぐみ、そして私、白浜沙希でお送りしました!
えーとなになに、台本によると、星川さんの活躍は『名もなき創作家たちの恋』、それ以外のメンバーは『私たちは青春に飢えている ~茅ヶ崎ハッピーデイズ!~』にて、引き続きお楽しみいただけます。
ふむふむそうであったか。茅ヶ崎地味だからね、K先輩に頼りきりじゃなくて私たちも頑張らないとね。
そうそう、最後に一つ、個人的に言わせてほしい。茅ヶ崎、うまいラーメン屋さんめっちゃ多いで。ラーメンのために大船とか座間とか、離れた街から来る人もいるくらい。あと蕎麦とかイタリアンもひしめき合ってる。音楽の街で、グルメの街。グルメに聖地巡礼に、いろんな楽しみ方がある茅ヶ崎に、みんなまた来てねー! ではではまたまた出羽三山!」