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第一章 誕生編 第3話 アレン君3歳のこれまでとこれから

連日投稿です

僕が真夜中書斎に行き、知識を貪り続ける生活から2年半がすぎ、僕は3歳になっていた


足腰がしっかりしてきて言語も喋れるようになってきた

そのおかげで本棚も三段目くらいまで、本がとれるようになったおかげで知識の幅も増えたのだ


まず、この世界には僕のような人間の他に様々な種族が住んでいるということが判明した

本に載っていた種族は大きく分けて五つに分類される

・人族 ・魔族 ・獣人族 ・エルフ ・精霊族

である


この中で一番人口が多いのは人族で一番少ないのはエルフのようなのだ

この村には人族しかいないが、大きな街に出たら他の種族もいるようなのだ いつか見てみたい


次にこの世界の大まかな地形がわかった


僕が今いる大陸は『アルシンドラ大陸』というようだ 他にも魔族の住む 『カルマン大陸』や大陸全てがひとつの国家を形成している 『アストレア大陸』、そして未だ未開拓の大陸の『サラディン大陸』がある。 


そして、世界情勢なども飲み込めてきた

魔族は他の種族と代々戦争をしているようなのだ

現在は停戦中であるがいつまた戦争が起こってもおかしくはないそうなのだ


というのも魔族の目的は世界の統一のようで全ての大陸を滅ぼし魔族の世界を作ろうとしているようなのだ 恐ろしい話だ


他にも様々な伝説や逸話などの知識は得たがどれも眉唾ものだと思う 神話とか伝説なんてそんなもんだろう


さて、僕自身の成長も語っておこうと思う


まずは本命の魔法についてだ、

毎日、魔法を使っていたおかげで各種魔法のレベルが4まで上がっている 毎日の訓練の賜物である


そのためレベル1では各種の『プチ〜〜』しか使えなかったがレベル2で消費魔力が減り レベル3で『ミニ〜〜』が使えるようになり、4まで上がったことでさらに消費魔力が減少したのだ


どうやら2レベル上がるごとに消費魔力が減るようなのだ

成長して魔力が増えたといえ、まだレベル1の僕にとってこのことは嬉しい 

 

また魔力操作のレベルも上がったのでミニ系しかまだ使えないがなかなかの威力となっている


あと、面白い実験結果も得られた

ある日、魔法を出せるのは果たして手からだけなのだろうかと考えた

練習を積めばもしかしたら体のいろいろなところから魔法を出せるのでは?と仮説を立てたのだ


魔力を使う時の感覚は体の中の血管のような管を温かいものが通るものと考えていい

人間の神経は使えば使うほど伸びて、形成されていくのだ

そのようにして魔力の回路のようなものも伸びるのではと思った


そうして魔力操作の応用で体の中心に存在するであろう魔力の貯蔵庫から足先まで魔力を通そうとしてみたが途中で飛散してしまうのだ


だが、実験には失敗はつきもの 僕はただひたすらそれを繰り返した


すると、段々と足の先まで魔力を通せるようになってきたのだ


どうやら僕の仮説は正しかったのかもしれないと思い毎日毎日繰り返すと、やがて足の先の方まで魔力回路が伸びたのだった


実験は成功したといえよう、僕はその要領で体の至る所に魔力回路を通すことで、あらゆる場所から魔法が出せるようになった


この回路を使うことはあまりないかもしれないが、両手が塞がった状態でも魔法を行使可能となったのは大きいだろう


現在の僕のステータスはこんな感じだ



アレン(2) レベル 1


体力:35

速さ:23

防御:16

攻撃:18

魔力:80

知力:9230

運 :65

固有スキル 

【剣召喚】 レベル1 {召喚可能: 木刀}


スキル

鑑定 レベル4 {能力: 名称鑑定 レベル鑑定 説明鑑定 ステータス鑑定 鑑定偽造 }


魔力操作 レベル6


火魔法 レベル4 {能力: ブチファイア ミニファイア}


水魔法 レベル4 {能力:プチウォーター ミニウォーター}


土魔法 レベル4 {能力:プチアースランス ミニアースランス アースウォール 泥沼}


風魔法 レベル4 {能力:プチウィンドカッター ミニウィンドカッター}


雷魔法 レベル4 {能力:プチサンダー ミニサンダー}


光魔術 レベル4 {能力:プチホーリースピア ミニホーリースピア プチヒーリング ミニヒーリング}


闇魔術 レベル4 {能力:プチダークスピア ミニダークスピア 影縫い}


身体強化 レベル3


高速演算 レベル1


隠密 レベル4


全経験値5倍


称号

【世界を渡る者】 【世界神ストゥルドの期待】 【研究者】 【無詠唱】 【好奇心の化け物】 【変態魔法探求者】




まぁ、色々とツッコミどころはあると思うが僕のレベルは1のままだが経験値5倍と日々の努力によってここまでスキルが成長した 


そして新たな称号も得た


無詠唱: 5種類以上の魔法を無詠唱で行使したものに送られる称号 魔力のステータスの成長補正中


魔導王のスキル無しでも無詠唱ができルカとの証明であるこの称号には誇らしいものがある

ほんとに前世様様である


変態魔法探求者: 魔法においてこんなこと普通しないよ?頭大丈夫?的な探求をしたものに贈られる証 これには神様もドン引き 


おそらく1番のツッコミポイントはこれだろう

僕が初めて足先から魔法を出した時についた称号だ

絶対あのバカ神の趣味なんだと思うこの称号は見る度に僕にイラつきを与えてくれる…


とりあえず今の目標は5歳まで深夜の知識ビュッフェと魔法の鍛錬を積んで、それで父さんと母さんから魔法と剣を習おうと思っている


剣術は【剣召喚】のスキルを持つ僕に取って必要不可欠だし、魔法はもう使えるけど実践的に使う応用力は育てられてない 


将来のチートオブチートのリリクシールがまだ何もしていない内に魔法のレベルだけでも周回差をつけておきたい


正直、一瞬で抜かれる可能性もあるけどね…


3歳となった僕とリリは村で同い年の子供がいないこともあり、よく一緒に遊んでるけど、鬼ごっことかすると身体強化を使った僕でも追いつけないことがあるのだ


もしかしたら無意識に身体強化を使っているかもしれない … 怖いのでまだ鑑定できていない………


っとまぁ今のとこは母さんと父さんからも僕の能力もバレてないしとりあえず現状維持って感じでいこう


と、この時の僕はまだそう考えていたのだった


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