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パンプスをすり替えねえ。

えーっと、コーヒーと、焼いたばっかりのクレープっと。


バニラのアイスが必要なんですよねえ、これかな。


ごそごそ。


はーい。パンプス窃盗事件ってので探偵モードになってたころーんさんをskypeで見ちゃったゴウモエラーでえす。


靴が欲しいからすり替えねえ。すり替えれば、盗んでもばれないだろうってねえ。


逮捕容疑に、「靴のにおいをかぎたかった」ってのがありますが、こういう犯罪は珍しくないみたいですの。


これは犯罪じゃないんですが、ある高給取りのですね、女性が孤独死いたしました。


もちろんアパートからは異臭がするというので、警察が乗り込みました。


そしたらですねえ。


ワンルームマンションの中には、大量のバッグのコレクション。


もちろんほっとんどつかってませんの。


警察官は「彼女はバッグと結婚したんだ」といって笑いをとっていたのだそうですが、わたくしは笑えませんでしたの。


これも、まさかと思うんですが、バッグのにおいかぎたいってのが、女性にもあって、これ病気らしいんですよね。


ころーんさんも「病気なら仕方ない」の一言で済ましてますが、これは、ちゃんと、メディアの方も報道をなされるべきだと思いますのん。


最近、なんでもかんでも病気にするというのが流行っていて、わたくしはそれには反対です。


しかーし。


日本って、もう戦争が75年以上ないんですよ。お隣の北朝鮮もミサイルを半年に一回打つのが精一杯ですぅ。


それなら。


こういう「靴のにおいがかぎたいんだ」って人が出るのも、それなりに必然性があると思うんですの。


世の中なにに嗜癖が向くかわかりません。


わたくし、「意外にもこれってばれないなあ」と思う嗜癖がございますのん。


それはあ。


「ジャニーズのグッズのにおいをかぎたい」ってやつです。


ジャニーズ事務所とやらは、現在もジュニアを公募して必死に歌と踊りのレッスンをしているはずですのん。


それならあ、「ジャニーズジュニアの服のにおいがかぎたかった」っての、あるんじゃないでしょうかねえ。


すらあっーしゅさんによりますと「ばれてへんだけや!絶対にあるはずや!」というのですが、この種の報道を見たことがありません。


もしあったらご連絡くださいですのん。


ふと思い出しましたが、日本人の犯罪も変化してきましたよねえ。


かつての昭和はカツアゲと殴り合いだったわけでしょう。それが、いつの間にやらAKB48のノコギリ男とか、パンプスの窃盗男とか。


自分と対等の相手に対して「ファイッ!」ってのが、ないんですよ。


中国では大の大人同士で殴り合いがあるのだそうです。


日本の70年前をガチでやってますの。


ところが。


日本の場合は、「絶対に勝てる相手へ障害行為が向くんです」の。


なんでこうなるのでしょうか。


せみころーんさんが、興味深い仮説を提示しておりまして、「ゲームで負けるから」っていうんですよ。


はあ。


ころーんさんは「ばかばかしい」って言ってましたが、せみころーんさんは冷静で「今の子は本を読まずにゲームばっかりやってる」って。


「それも、『安っぽい』ゲームばっかり」って。


「入念にスーパーマリオブラザーズみたく作りこまれたゲームではなく、スマホ用のちゃっちいゲーム」をと。


この間に秋葉原にどーんと『原神』の宣伝が一面に張り出されたことで話題でしたが、まだ原神はしっかり作っているほうでございます。


子供のころから「ゲームはちゃっちく作ってるんだから」と刷り込まれていくのです。


これはわたくしやころーんさんも懸念を表明しております。


わたくしのこどものころ、まだそんなにスマホ用の安易なゲームは幅を利かしておりませんでした。


創造行為がさほど要求されない日常が反復されて、おまけに受験や就職もさほどの自由度がないと、靴のにおいをかいじゃうとかいうのになると。


ありえない話じゃないかなーって思うんですの。


もう「ゲーム」といっても共通見解がございませんの。


「ゲーム」といえばPONGだった時代がありました。もう今の子はPONGなんて誰もやったことがないでしょう。


これはわたくしお嬢様ガッコにいた時に、社会見学でゲームの博物館に行ったことがあったんですが、係員が「当時はこれでも行列ができました」と説明をされておりました。


もうゲームの博物館すらも子供の社会見学の材料になる時代ですう。Moritz Eggertが「PONG」、Mauro Lanzaが「Burger Time ou les tentations de St Antoine」と題名に採用したところで、今の子供たちは何もわかりませんの。


彼らは「ゲームは立ってピコピコ」「ゲームは座ってピコピコ」の時代です。もうそういう時代じゃありません。


振り返ってみれば、「8bit用のゲームには、まだまだストーリー性があって、それなりに『文学性』を感じ取れた」ということなのですう。


こういった広義のストーリー性も課金で破壊されていけば、そりゃあ靴のにおいもかぎたくなるかもしれません。


わたくしは「PONG」、「Burger Time ou les tentations de St Antoine」にあんまり興味や関心は持てませんでした。


せみころーんさんは「Burger Time ou les tentations de St Antoine」をこれでもかこれでもかと絶賛しておりましたが、わたくしところーんさんは「冷笑系IRCAM楽派」と二人で言い合いをしていたのでした。

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