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生きづらいということは、誰かが生きやすくなっているっ!

あーあ、DeNAまた負け。ついてないですよね。どもーせみころーんさんですーととととととてて。


ちょっと勝ちが続いたからってねえ。まあ、シーズンが始まってからその調子ってことはないですよ。多分。


中日はころーんさんの予想通り負けちゃいました。日本ハムは様々な選手をテストしてこれ。パリーグとの実力格差は開く一方です。


今日はこれ。


北村晴男さんがね「日本も生きづらくなったなあ」と。


これはどうしてかしってますかね。


私は別にレディーファーストにしたくてこんな語り部はやってませんが、イ・セカイと日本は違うんです。


日本は、かつて新幹線教授が常態化していなかったころ、田舎はバスが一日5本、地方は一日バスが30本、都市は地方の倍以上ですよね。


なんてたって、地方に住む人ってのは、隔絶されちゃってしまってるんです。田舎からも都市からも。


こうも、隔絶すると、情報源は図書館とテレビとラジオ、だけ、なんですよ。


一時期短波ラジオブームってのが日本で幅を利かしたんですが、すぐ終息したんですよ。


あれ何で終息したかわかります?


ころーんさんは正解。そうです。日本人に何の語学力もないからです。


最初、ブルガリア語のニュースが聞こえると「おーっ!」と思うけど、ブルガリア語なんて辞書も売ってないし何言ってるかわかんない、でおわり。


これが日本人の「追及力」のすべてでした。必死に辞書をコンプリートしてまで聞くようなマニアなんて、ほとんど誰もいませんでした。


誰もいないのだから、それに合わせようというと、そのまんま模倣してしまうのが日本です。


そしたら、ネット回線が開通して、語学の問題は徐々に解消に向かおうとしています。


Noto Fontの必要性も全世界に知れ渡りました。もうWindowsなら、どこの世界の文字も表示できるのです。


つまり、まるわかり、です。


誰が何をしてるかが、ぜーんぶ。


つい、ころーんさんみたいな口調になってしまいました。興奮してます。


こんなに、最初っから最後まで、なんでもかんでもまるわかりになったら、そりゃあ、生きづらくなるよねえ。


すらあっーしゅさんの叫ぶ「よっしゃあっ!阪神連勝っ!」って声までまるわかり。


こわいこわい。


こんな怖い社会になってしまって、身動きが取れないんですよ。


でね。


もう、こんなに身動きが取れないと、新しい芸術のムーブメントなんてのは、起きようがないんじゃないかって思うんですよね。


これ、一回ねイ・セカイの学会でいろんな人にリモートでつないだんですよ。そしたら、すらあっーしゅさんが「あほんだらあっ!」っていうんですよ。


でもですね、こうまで誰が何をしてるかがまるわかりだと、何をやってもがんじがらめ、という可能性も考慮しないといけないと思うんですね。


かつて、インターネットなんてものもなければ、コミュニティFMなんてものもない1960年代、とにかく地球の現代音楽は前衛が絶対正義で、他はアウトでした。


こんなのね、2020年代だったら即日ネットでバッシングですよ。


あれは、ネットがなかったからできたんですよね。


もちろん、「前衛が絶対正義なんてのはおかしい」と異を唱えていた作曲家はたくさんいました。しかし、それらの作曲家のほとんどは教科書にも載りません。


Tadeusz Bairdさんの交響曲は3つありますが、3番を聞いてみてください。


この曲の発表は1969年。もう前衛が絶対正義とかいうのもつまんねーぞ、とヤジが飛んだ頃の曲です。


人間とは面白いもので、勝ち組につくためなら主義主張をあっさり変えます。Bairdさんの株はこの交響曲第3番の初演で一気に高められましたが、不幸にも10年ちょっとでなくなってしまいました。


冷静に聞くと、これも前衛と変わらないじゃないってころーんさんは言いますが、これ当時FFFまで激情的にクレッシェンドをするだけで「ロマンティック」って言われてた時代ですからね。


クレッシェンドをするだけでアウト。


生きづらいなぁっ!


当時、クレッシェンドをするだけで「退嬰的」って言われた時代なんですよ。


これ、弦楽器が森のざわめきみたいにざわざわざわってのありますが、これは特殊な記譜法で達成しております。


今聞いてもこの森のざわめきのような音は個性的ですね。


Baird本人はシマノフスキの後継者だと思ってたらしいんですが、どこにもシマノフスキの痕跡は見当たりませんし、強いて言えばアルバン・ベルクじゃないですかね。


ベルクの音色感をおもいっきりとろくしたような音楽。


ころーんさんは、こういうとっろいとっろい音楽を聴くと「ふるっ!」「おそっ!」とか言いますけど、ころーんさんがスピーディーすぎるんですって。


確かに、2020年代の聴衆に聞かせると、間延びしてるなあってのがあるかもしれませんね。


共産政権でベーシックインカムそこいらしかない給料で必死に働いてた時代の音楽といわれると、納得です。


Bairdは日本どころか、このイ・セカイでも人気がなさすぎます。


あまり支持してくれないんですよねえ。


ペンデレツキやルトスワフスキほどの実力はあったはずなんですが、演奏団体に恵まれなかったんですよね。もうちょっと良いオーケストラで聞きたいんですが、NAXOSですらも復刻してくれません。


前衛に異を唱えたかわいそうな作曲家なんです。

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