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競走馬のイメージを損ねる?じゃあ使わなければ…

ああー、なーるほどねえ。ウマ娘のことあんまりいいたくないんだけどなあ。どもーせみころーんさんですーとととて。とて。


なんですか、きょうは。


イメージを損ねるので「禁止」ってやつです。


最近ほんとに増えてきました。


二次創作禁止令ってやつ。


江戸時代みたいですが、これには理由があります。


二次創作も、コミックマーケットが肥大化したことに伴い、普通の人でも難なくできるようになりました。


これは西洋クラシック音楽が富裕層から新中間層へ、そして労働者層へ降りてきたのと問題は同根ですね。


となると。


誰か、いらんことをやる可能性がある、のは否定できません。


なので、先にやられないように、二次創作禁止!ってのを前面に打ち出して成功したのがウマ娘です。


ころーんさんがですね、「これ、現実の競馬をモチーフとした『二次創作』なんだよね」って。


そうなんです!


なんと、これは現実の競走馬をそのまんま使ってしまっているのです。


使ってなかったらオーケーだったんじゃないですかね。


ああやっぱり。ころーんさんは「オーケーオーケー」って。


ころーんさん、ほんと機嫌いいですね。オリックスが勝つと。すらあっーしゅさんまで昨日偶然勝てたのにおもいっきりにっこにこ。


機嫌がいいから、こんな返しをしたのではありませんが、とにかく現実にあやかって作ってるんですよ。


現実にあやかって作ったというと、プリンセスチュチュが片っ端からクラシック音楽を全編にわたって張り巡らしたあれを思い出しますね。


あれも全部現実なんですよね。


大体、現実にあやかって作った何とかってのはあまり受けません。


しかし、今回のウマ娘プリティーダービーは現実の競馬業界がそのまま引用されておりますので、ファンの食いつきがよかったのです。


現実をとかく出したがる人ってのは、どこの世界にもいます。


かつてピエール・ローラン・エマールという高名なピアニストがまだ若かったころ「エマール!おいでぇぇぇぇっ!エマール!」とシュトックハウゼンのオペラに、そのまんま登場させてしまいました。


現実をそのまんま使うと、なんだか居心地の悪いものを感じます。


中国のニクソンとか。


そこらへん、リゲティ・ジェルジュははっきりしてて、オペラの筋なんて馬鹿げてていいだろと大量にふざけたキャラを投入しました。


きれいな解決例だと思います。


今気が付きましたが、この『ウマ娘』。


現実の競走馬を使用しなかったら大コケでまっかっかだったんでしょうね。


そうならなくてよかったってとこでしょうよ。


ビジネスとしては、悪くなかったんですよ。


けれどもですねえ、現実の競走馬を使用しているために二次創作が公式に禁止になってしまいました。


そもそも、『ウマ娘』自体が二次創作ですので、三次創作禁止令ですよ。


この種の主張、すごくずうずうしいですよね。


まず現実の馬の名前を出して、頼まれてもいないのに擬人化し、そのうえで「三次創作禁止」ってのが、おもいっきりゆとり世代のツボを打つんじゃないでしょうかね。


ゆとり世代は関係ない?いや、これ関係あるんですよ。


あのゆとり世代は、カリキュラムがスカスカになったと同時に、一斉にテレビアニメやゲームに群がったコア世代です。


こっそり隠れてみていたとかいうのじゃないんですよ。なんせ土曜日は最初から小学生時代から授業がないので何もすることがありません。となるとアニメやゲームです。


しかも!


アニメやゲームはコミケ第一世代からの親切なお兄さんとお姉さんがいるのです!!


どうですこれ。


ころーんさんは、なんとも思いませんか?


パインとショウガジュースを飲んだばかりのころーんさん、気が付かない?


多少?


多少どころじゃないですよ!


とにかく、子供のころからの興味を「認める大人がいる」のです。


これはものすごいことです!!!


だってねえ。考えてくださいよ。かつて日本の小学生で現代音楽を聴いてようものなら変人扱いですよ?!


それが40年たって、日本人のみならず黄色人種も自由に現代音楽や現代美術の教科書が簡単に買える時代になって、偏見も消えて。


イ・セカイですら私の両親の世代が偏見丸出しにされた直撃の世代だったんです。私も、丸出しではありませんが、ちょっと感じ悪かったです。


つまり、「偏見と闘ってやってきたんですっばばーん!」ってのないんですよ。


子供のころから、アニメやゲームに土日は取り囲まれ、しかもその内容を事細かに親切に教えるお姉さんとお兄さんがいて、それからそれから、、と。


子供のころから何の障害もないんですよね。


こういう世代は、抵抗や障害を経ずに大人になるんですよ。


それなら、「二次創作禁止」といきなり言い切ってしまう人がいたって何の不思議もないんです。


子供のころ、それも幼稚園児のころから、思い切り犯罪に抵触する趣味以外なら何でもオーケー。小学校1年生の時点ですでに何でもオーケーのまま就職してしまいます。


こうなれば、「やめなさいっ!」という人のほうが少数派です。だれも止める人なんていない。親と一緒になってプリキュアを見てるとかそんなのですよ。


ゆとり世代の人は、カリキュラムを減らされた悲劇のみならず、「現代視覚文化がすでに公認された世代」でもあるのです。これは恐ろしいことです。


なので、最初に「二次創作禁止!」とか手を打って行動するんですよ。


そう。


「恥ずかしくない」んです。何をやっても。


この世代は後々、金銭上ではさほどではなくとも、子供が大学に入るころになると、苦労することになるはずです。誰にもダメと言われない社会は怖い!

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