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俺が起源だ!(起源はわかりません)

まっためんどくっさい問題だねえ。どもーせみころーんさんですーとととととととって。


めんどくさいので、すらあっーしゅさんにしとこっかなと思ったんですが、昨日は一日中「すっとこすっとこ」と広島のピッチャーを揶揄していたんで、これでは勤まりそうにないんでやめました。


なんすか、このねえ。京都銘菓「八ッ橋」の本家を探せってのですね。


since 1689。


ころーんさんが「こういうsinceとかやっちゃうのが、なんとも昭和くっさい」と。


ころーんさん、昭和大嫌いだね。仕方ないよね。嫌いなんだから。


あのブラウン管で4:6ででてくると、うわーきっつーってのでしょ。はいはい。


私は別にアナログ映像でも気にしないんですけどね。最近の人はもうアナログ映像が出てくると汚いと思うんでしょうかねえ。


なろうのね、中学生以下の読者にはわからないと思うんですが、1980年代にやたらとアルファベットとカタカナを使うことが流行ったんですよ。


1980年代の日本は誰もがうらやむバブル経済で、カタカナ語が「大」氾濫しました。1990年代には、カタカナ語辞典なるものまで世に出たくらいですから、1980年代に急に流行りだしたのは間違いありません。


コンサイスカタカナ語辞典 第5版って、2020年に出てるんですが、これがなんと10年後の改訂だったんですわ。


なんでこうまで遅れちゃったのかというと、もうネットで検索したら何でも出てくるってのもあるし、レガシー語を収録できるか否かなんですよね。


需要があったんでしょうね。


で、1980年代になると、誰もが語学を使うわけでもないのに、電通主導でアルファベットとカタカナが氾濫しました。


Post Scriptの略語、P.S.ってのもびっくりするくらい少女漫画ではやってましてね。


これを知ったころーんさんが、「日本の女子や女性も、実は全体主義が大好きで、いったんはやりだすとみんな殺到する」って言ってましたがこれは本当の話です。


はやりつくして、もうだれもがやらなくなるまで、はやるんですわー。


ここらへんが、日本文化の特異な点ですよね。


ころーんさん、今、あんまマンガ読みませんよね。


ですよね。


でも?昔は、読んでたんでしょ。


これは否定してませんね。ころーんさんも、昭和の少女漫画けっこう読んでますやん。


ああ、なるほどねえ。飽きたから読むのやめたと。女子らしいですね。


創業には客観的な根拠がいる!


これ、西洋クラシック音楽やってる人は大爆笑だよね。


西洋クラシック音楽の技法の根幹を成す対位法のメソッドも、まずティンクトーリスが「元祖」で、ルシターノが「二代目」、ザルリーノが「三代目」です。


私ならここ音楽院の予備軍の試験で出しますね。このくらいは知ってもらわないと困るんです。


そんで。


今ある対位法のテキストは、この3人のメソッドを折衷して作り出したものです。


フックスの「グラドス・アド・パルナッスム」はディルータのパクリです。去年だったかおととしだったか、一回だけここで触れた思い出があります。


ザルリーノの弟子で造反した奴にディルータってのがいまして、そのディルータは「二代目」のテクニックに先祖返りしたんです。そしたら、この先祖返りした野郎のテキストを無断で剽窃し、わけのわからないものにしたのがフックスです。


うそじゃありません。本当です。あまりにも生々しいので、音楽の授業では教えないことになっているのです。


そしたらですね。


なんとフックスが起源だとか、なんも知らないやつが!勝手に言い出しちゃったのですからさあ大変。


みんなフックス以前の文献なんて誰も知りません。誰も知らないのですから勝手に改竄しても誰も怒りません。


こうして、対位法のメソッドはフックス以前の歴史を知ることなく、大量にめちゃくちゃな本が殺到したのです。


ここら辺をよく知っていたのはイタリアのミラノ・ヴェルディ音楽院でした。ミラノに限らず、イタリア人だけは「本家」のテクニックを数百年に至って伝授しておりました。ジュゼッペ・ヴェルディ先生が「ガキは対位法やってりゃいいんだよ!」と吠えた話はあまりにも有名です。


DionisiのLa Tecnica del Contrappunto Vocale nel Cinquecento (1979)だけが、正規のテクニックです。


ほんとです。


これだけです。「正統派」です。


しかし、日本とフランスとドイツは、勝手に書き換えたテクニックを売ったのです。


元に戻そうよとPeter Schubertが呼びかけたときには手遅れでした。


正統派のテクニックは、現代人には難しい。しかも、子供に教会旋法を教えるのが大変です。長い時間をかけないと、わかってくれません。


なので、都合よく折衷したメソッドをまずジモン・ゼヒターが「Strengen Satz」として作り、フランソワ=ジョエル・フェティスが「Contrepoint」として整備いたしました。


フェティスがフランス流対位法の源泉であることは間違いがありません。フェティスは「マールプルクとかを参考にした」とか言ってますね。


しかし、ドイツ流の対位法「Der strenge Satz」は誰が元祖かわかりません。


ゼヒターはこれでブルックナーを指導したことだけはわかっていますが、ゼヒターは「俺が元祖だ!」とかひとことも言ってません。


もう数百年前で、わかんなくなってしまってるんです。作ろうとしたのがフローベルガーじゃないか?と言われてますけど、なんともいえませんね。


で、もう決着がつかないので、ここをお読みの皆さんは、一番とっつきやすいケルビーニの「対位法とフーガ」(アルテスパブリシング)とブラッハーの「作曲と演奏のための対位法」(シンフォニア社)をお勧めします。


もちろんこの2冊は本家ではありませんが、小学校6年生でも読めます。5年ではきついか?子供が6年生になったら読ませてみてください。本が手に入らない場合は、図書館か古本屋を利用してみてください。

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