なんだあクロネコヤマトさんもフラットかあ。
ころーんさんが「日本はなんで西洋の20年遅れでこんなことを」と首をかしげておりました。同感です。どもーせみころーんさんですーとととて。
なんですか、ヤマト運輸がですね、ロゴを変えると。
この「ロゴ」問題。
実は、20年以上前にヨーロッパのドイツで話題になりました。
そうですねえ、統一したからロゴを変えようって話で、複数の出版社であったんですよ。
まずブライトコプフ・ウント・ヘルテル。
画像で、そのまんまサーチしたらわかると思うんですが、かつてはクマがレリーフを小脇に抱えていたんです。
非常にきれいな線描でですね、あんだけ手間暇をかけてロゴを作ってたんですよ。
ところがですね。
もうロゴをフラットにしてしまおうと、レリーフは抱えているものの、なんか無愛想なフラットデザインになってしまったんです。
ころーんさんは、これを「文化的改悪」と呼んでいました。クマがなんだか無愛想じゃないですか!
そしたらですね。。
なんと、レリーフではなく、1719と入った文字の楽譜を手に持ってるだけになってしまったんです。。
さすがに、こんなワンパターンなロゴにしてしまうのはどうかと思いましたねえ。まぁ描きやすいですが。
クマの愛想がだんだんとなくなってきてないかこれって感じで。
これがブライトコプフ・ウント・ヘルテル出版社の話ですよ。
そしたらですね、ベーレンライター出版社もクマを使ってたんですよ。
あっちのクマは、もっと頻繁にロゴをヴァージョンアップさせていました。
誰にも頼まれてないと思うのですが、1924年から2020年に至るまで、何度もロゴを変更しています。
その変更については省きますが、クマが右手をですね、ひょっこりと上げるコミカルなロゴが定番だったのです。1924年には、なんとクマが走っている。これは手がかかりすぎなのでやめましたが、クマの右手で有名だったんです。
そしたら、2000年に、「ベーレンライターのクマの右手、着地」というニュースがイ・セカイに入ってきました。
2000年を以って、クマの右手は大地にしっかりを根を下ろすことになりました、だって。
これ個人的にはなんだかなという印象でした。
描きにくいから手を下ろしたのかなあと。
この話には続きがあります。
2020年には、なんと、そのクマに緑色のマスクをさせたのです!
これはツィッターの現行画像にも同じものが採用されています。
なんだかなあ、クマがマスクしてるのを見たすらあっーしゅさんは、「ロゴのポリコレ」と言っておりました。
日本の出版社はこんなことは絶対できないでしょう。こういうのドイツにしか分からないユーモアで、日本でこれをやると「けしからん」なんですよね。心が狭いんですよ。
でも、あの緑色のマスクをしたクマさんの画像はなんか感じ悪くて私は嫌いですね。
クロネコヤマトのロゴ変更のニュースを聞いたときにですね。週刊少年ジャンプ鳥嶋元編集長の「日本人は緑が嫌い」ってのを思い出したんですよ。
どうしてもなじみにくいのだそうです。
ヨーロッパで緑のイラストというのは普通に出くわします。
ただし、「ゼルダの伝説」を含めて、緑色の何とかというのは受けないんですよ。
なんでなんでしょうねえ。
「僕のヒーローアカデミア」では普通に主人公に緑が使われております。
全くダメというわけではないんですよ。
日本ではどうしても、マゼンタ系の色を偏愛するんですよね。
ピンクレディーとか。
それか黒か。
この間出た新明解も赤白青ですからねえ。
ひょっとすると、日本人の色彩感というのも、過剰に限定されてきたということなんじゃないでしょうか。
これはあり得るんですよ。日本の世界に洋画が入ってきたとき、パレットに何の色を基本にするかというのでもめてたくらいですから。
なんせ「最初から入ってない」色なんですよね。
日本語や韓国語に「最初から入ってない音」というのがありますよね。
lとrとかね。
入ってないんですよね。
入ってないと、その音節では何もものが言えなくなってしまう。
この、最初から入ってないのでどうしようもない、ってのが日本文化の基本にあるんですよ。
それで。
クロネコヤマトさんも、この変更は日本人の伝統的な色彩感に戻したといえるんじゃないのかと思うんですよね。
「あつまれ どうぶつの森」でも、しずえさんが緑色の制服を着てます。
あれはずいぶんと「他国」を意識した配色なんですよね。
でもクロネコヤマトさんは日本国内の配送に特化した会社ですからそんなのありません。
時代が進化すると3Dロゴになって、それをまた20年遅れで日本が模倣して、なんてことになってほしくないですよねえ。でも、なっちゃうんですよねえ。こまったなあ。
殺風景なロゴほど受ける、のはわかりますが、意匠を施したロゴのほうが定着するんじゃないでしょうかね。広島カープの坊やがいまだに愛されてるのはそこなんですよ。




