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「暴君礼賛」

ははは!と威勢の良いすらあっーしゅさんの笑い声がskypeから聞こえたような気がしたせみころーんさんですーどーもーととととっててて。


受験生の皆さんは、追試を控えている人以外一旦はお疲れさまでした。まだ2次試験があります。


どうでしょうね。私はこの新共通テスト方式には反対なんですよね。


なんでかって言いますと、「そもそもこんなに誘導をたっぷりつける問題の出し方が、時代に合ってない」というやつです。


例えばですね。


1960年の120分と1990年の120分と2020年の120分では、まったく意味が違う。これはお判りでしょう。


1960年には、まだ10円コピーがありません。


1990年には、10円コピーはおろか5円コピーまであります。


2020年には、もうpdfの時代です。


どんどん情報はスマホで何でも手に入るのに、どうしてこう、時間をかけて出題するのかがわからないんですよね。


もっと短時間でできませんか?


今日は、朝食にチョコ入りクロワッサンをしゃくぱくと食していたころーんさんは「今の子は、ここまでしないと、解いてくれないから」っていうんですけど。強硬に抗議します。


今の子供を侮っちゃいけません。一日16時間でもスマホを見るんですよ。


これはかつて昭和の時代、1日16時間もファン・デル・ヴェルデンの現代代数学を読みまくっていたある有名な数学の教授の行為に匹敵する作業です。


これと、同じことを子供がやってるんです。


それなら、こんなに大量に誘導を一生懸命出すスタイルの問題形式は、ちょっと、時代遅れではないのか?と。


ネットの声を拾いますと、誘導がなければ素晴らしい問題だったという声も数学IIBにありますね。


なら、誘導なしでパリッとだしちゃえば、って私は思うんですよね。


誘導がなく、数学IAIIBで、90分でいいじゃんとか、私は馬鹿正直に考えちゃうんですけどね。


昔共通一次のとき100分でした。


それが女子に酷だというので、60+60分でした。


30年もこれでした。


私は女子なら90分行けると思うんですけど、ころーんさんはどうお考えですか?


え?


たるんどる?ふふ。


ピアニストやヴァイオリニストは150分とか普通ですからねえ。


でも普通の人は、かわいそうじゃないですか。


そもそも英語リーディングなんて80分ですからね。


これね。


高校3年間を80分にするのは、あまりにも飛ばしすぎだと思うんですよ。


これが許されるのなら、数学も80分にしろって思っちゃうんですよね。


最近、日本の高校も90分授業ってのありますし、90分なら女子でも大丈夫だと思うんですよ。


映画も白黒無声時代はみんな90分以内で作らされてたそうです。なんでかって、みんなトイレに行っちゃうんですって。


最初から最後まで見てくれるのは90分だと思われてたみたいです。


私の声を官僚が拾うとは思えませんが、今の出題には反対です。「はい!統計を第3問にしました!解いてください!」という「微積分を全く必要としない教育数学としての統計」を売り物にするキャンペーンのような出題にはげんなりですわ。


このように、日本人は非常に若い未成年に対して手を差し伸べるようになりました。


少子化が原因です。


その一方、真逆のアプローチの国家もあります。


お隣の中国です。


秦の始皇帝を美化するドラマを作ろうってのね。


これ見たときね。「ほんとーに日本の1970年代教育の再現」かなんかと錯覚しました。


中国は、1970年代の日本の教育を理想においてるんでしょうかね?


こんな反日国家がね、執拗に日本の姿勢を愛でているのは気味が悪いですよね。


そんなに日本の1970年代が面白いですかね?


私の両親がですね、イ・セカイにいながら1970年代の日本をよく知る人なのですが、あんなのちっともよくないっていうんですよね。


なんでよくないのかというと、「非アカデミア」の人が「アカデミア」を知ったかぶって上から目線で呼びつけするのが、なんとも気味が悪かったそうです。


どうしてこうなっちゃったのかというと、まだまだ地方と田舎は、都市でもなんでもなかったんですよ。


まず地方にコンサートホールがありません。なのでピアノのリサイタルとかは公民館でしたね。


文化会館にピアノがってのは1980年代です。それすらないんですよ。


ないもんだから、適当にしゃべってても騙せるだろうってのが奥底にあるんですよ。


騙された者の負けと。


女子の人権なんてないようなものでした。頭がいいのに、大学の学部にすら行かせてもらえない女子が普通にいたのです。


失礼でしょ。これが1970年代の日本です。


騙された者が報復するようになってきたのは1990年代です。


ということは。


中国は、地方と田舎をコントロールできていた日本を理想にしたいんでしょうね。


そんなのを理想にして何が楽しいんだろうって思うんですが、14億の中国では当分の間は有効なのかもしれません。


なので、有効じゃなくなったらさっさと全否定して切り替えるんでしょうね。この辺りは日本には絶対にできない所業です。

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