11話 3万人突破&収益化記念枠
昨日は更新できず申し訳ないです。
多分これからは数日おきになるかと思いますが、引き続きこの作品をよろしくお願い致します。
感想、ブクマ、評価、誤字脱字報告、読了ツイート等ありがとうございました!
これからもよろしくお願いします。
※スパチャが出てきます。説明はプロローグにて。
初めての稼ぎて赤スパチャを上げた、あたりのくだりです。
メメ『ふぅーーーー。シロネちゃん、大丈夫ですか?』
「グスッグスッグスゥ……冷たい……」
メメ『とりあえずぅ、下着を取り換えましょうか』
「……はぃ…………」
今日もショーツを穿かせられたので、布が薄くてズボンも……。
ガサゴソと着替えを取り出してお風呂場へ行き着替えてくる。
「ただいま……」
メメ『あっおかえりなさい。そのぉ、ごめんなさい。お漏らしさせてしまい』
「いっ言わないでぇぇぇ…………」
推しからそんなこと言われたら恥ずかしすぎて死ぬ。むしろ現在進行形で言われてるから死ぬしかない……。
いうなれば、学校で気になるあの子の前で漏らしたのと一緒。社会的にも終わった気がする…………明後日は収益化とチャンネル登録者数3万突破記念配信なのに。
「メメも、短い間だったけどありがとう……」
メメ『何をぉ、言っているんですか……。今回の事はぁ、私にも非があります。ごめんなさい……謝りますのでぇ、嫌いにならないでください』
「そっそんな!かっ勝手に漏らしたのは僕だし、メメが気にしなくてもいいんだよ!」
メメ『ほんとぉ、ですか?』
「うっうん」
メメ『じゃあ、またぁ、私とコラボしてくれますか?』
「えっ……それはぁ…………」
メメ『グスッ……やっぱり嫌いになったんですね……』
「なってない、なってないから!大丈夫だから!」
メメ『じゃあ、コラボしてくれますか?』
「するするっ……あっ……」
メメ『よかったぁ。それではぁ、またコラボしましょうね。お疲れさまでしたぁ、おやすみなさいシロネちゃん。大好きですよ』
「ミャァァァァ…………」
またしてもコラボを取り付けられちゃった!でも、大好きって言われた……ぼくもしゅき…………。
僕がメメの手腕に唖然としていると、突如、部屋の扉が開かれた。
「シロネたん大丈夫!」
「シロネたんいうなし……」
もちろん入って来たのはお母さん。
入ってきた勢いのママ、いつぞやのごとく僕を抱きしめる。
「……どうしたの?」
なんて聞いてみるけど、大体予想は付く。
「落ち込んでる娘を癒しに来たのよ。1人で寝れる?」
「うぐっ……」
ここで1人で寝れると答えられないのが恨めしい。
目を瞑れば、先ほどまで聞いていたBGMと死亡シーンが蘇ってくる。
「湍ちゃんは昔っからホラーとか苦手だったものね。よく頑張ったわね、よしよし。頑張っていた姿、ちゃんと観てたわよ」
「うん……」
前世でもこんな風に慰められたことなかったし、女になった所為か、今ではこのようにされると落ち着く。
先ほどまで喚いて泣いてと、体力と気力を消耗したので、この心地よさから逃れられない。
「このまま一緒に寝ましょうか」
「…………うん……」
僕は再びお母さんに抱かれながら眠りに落ちた。
まあ、次の日起きて悶えるんだけどね……。
『《振上シロネ/Vワールド3期生》登録者3万人突破&収益化記念枠』
28,319人が待機中 ↑1092 ↓2
花咲メメとのホラゲコラボが終わり2日が経った今日、遂に記念枠当日。
放送開始10分前にも関わらず多くの人が待機してる……。
放送内容は、以前の世闇イズモとのコラボで言っていた通り、3期生で集まって決めた。というか周りが盛り上がって決めて行った……あれ?
他のライバーの配信を参考にすると、マシュマロを読んだり、歌ったり、凸待ちをしたりと様々。
今回は歌を3曲、事前に募集した言って欲しいセリフを言う、あとは告知と雑談、という流れになっている。
「うぅぅぅぅぅ、きっ緊張してきた…………」
先程まで枠の準備をしていたから緊張なんて感じなかったけど、こうして落ち着いた瞬間、一気にやって来た……。
ピョコンッ!
すると見計らったかの様にディスコードからチャットの通知音。
「だっ誰だろう……」
一応同じ企業同士という事で先輩方とはディスコードが繋がっているが、まだ1回も連絡を取ったことがない。
だってどうやって話しかければ良いのか分からないし、放送を見ているから人となりは知っているけど、やっぱり怖いし。
「あっ、3期生のサーバーからだ……」
イズモ:がんばれ!応援してるからね!
アリア:いつも通りにやれば大丈夫!
メメ:ファイト
「みっみんな……グスッ……」
実はTwitterの告知ツイートでも、先輩方や他企業のまだ関わりのないライバーさん達からもリプライやリツイートが沢山来ている。
その中にはもちろん、九津々海ちゃんも混ざっていて、今は絶賛待機中のコメント中で大はしゃぎしている……まったく。
九津々海✓:あら、モデレーターが付いたわ!
コメント:シロネちゃん見ているのか
コメント:海ちゃんのファンだもんな
コメント:推しの推しが推しな件
九津々海✓:シロネたん愛してる♡
コメント:うらやま
コメント:俺も言ってもらいたい
コメント:海シロてぇてぇ
コメント:シロネちゃん愛してるぞぉおおおお!
コメント:俺も愛してるぞーーーー!
コメント:愛してるぞ!
世闇イズモ✓:私も愛してるよーーーーーーーー!
コメント:同期も混ざり始めて草
コメント:てぇてぇ祭りか?
音町アリア✓:大好きだぞーーーー!
花咲メメ✓:悲鳴大好きですよーーー
コメント:1人だけ違くて草なんだが
コメント:欲望に忠実すぎるw
コメント:草
コメント:草
九坂かかえ✓:私も大好きだよーーー!
コメント:お ま え も か
コメント:浮気現場かな?
コメント:あきりちゃん、旦那が浮気してるぞ
塔道あきり✓:結婚してないから!
ただモデレーターつけただけなのに凄いカオスになってきた。
でもお祭り騒ぎみたいで、この雰囲気好きだな……。
「あっ、そろそろ時間だ」
ついコメントが楽しくて追っていたらもう開始時間が迫ってきてた。
「がっがんばるぞ……!」
配信時間になり、僕は配信ソフトを弄り振上シロネ悲鳴MADの入ったアニメーションを流す。
うぅぅぅ、自分で自分の悲鳴を聞くとか恥ずかしすぎるだろ……。でも同期の皆が、リスナーは大喜びだからコレを流せって言うし……。一応製作者にも許可を取りに、Twitterでダイレクトメッセージ送ったら大変喜ばれた。
うん、推しに使ってもらえたら嬉しいもんね。僕も自分の悲鳴じゃなければもっと嬉しかった!
コメント:悲鳴MADやんけ!
コメント:悲鳴MADやんけ!
コメント:悲鳴MADやんけ!
コメント:このアニメーションイラストもシロネちゃん作か
コメント:かわいい!
コメント:まさか本人が使う日が来るとは
コメント:悲鳴助かる
コメント:助かる
コメント:悲鳴助かる
コメント:悲鳴助かる
コメント:丁度切らしてた
コメント:あぁ^~染み渡るんじゃ^~
アニメーションが終わると同時に画面が切り替わり、振上シロネが映りだす。
よっよよよ、よし、気合入れていくぞぉ!
コメント:おっシロネちゃんきちゃ!
コメント:おっ!
コメント:背景ちがう!
コメント:こんミャア!
コメント:こんミャア!
コメント:こんミャア!
「みっみなさん、こんミャアぁぁぁぁ!」
コメント:こんミャア!
コメント:こんミャア!
コメント:こんミャア!
コメント:こんミャア!
コメント:シロネちゃんめっちゃ動いてるw
コメント:クネクネw
コメント:あれ?
コメント:あれ?
コメント:もしかして喋ってる?
コメント:聞こえない?
コメント:まさかミュート?
コメント:ミュートかな
コメント:ミュート助かる
コメント:ミュート芸助かる
コメント:ミュートw
ミャアアアアアアア!?アニメーション間音が入らないようにミュートにしてたんだ……!
「ハァハァハァハァ、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!ミュートにしてましたぁぁぁぁ」
コメント:草
コメント:聞こえた
コメント:おかえり
コメント:おかえり
コメント:ミュート芸助かった
「グスッ、記念枠の、初手、事故で、ごめんなさい……グスッ」
ほんと、自分のドジっぷりが嫌になる。
コメント:別にええんやで
コメント:謝れてえらい
コメント:むしろ生きててえらい
「ズズッ、あっありがとうございます……そっそれでは、気を取り直して、こんミャア。Vワールド3期生の、ふっ振上シロネです。今日は記念枠に来ていただいて、ありがとうございます。あぁ緊張する……」
コメント:こんミャア!
コメント:こんミャア!
世闇イズモ✓:こんミャア!
音町アリア✓:こんミャア!
花咲メメ✓:こんミャア
九坂かかえ✓:こんミャアああああ!
九津々海✓:こんミャア!
塔道あきり✓:こんミャア
霧江きりこ✓:こんミャア
拓馬たろう✓:こんミャア!
犬崎チロ:こんミャア!
執仕ベル:こんミャアです!
夢現ミルマール:こんミャアだよ!
黒神フェン:こんミャア!
コメント:2期生もきちゃー!
コメント:全員集合!
コメント:全員集合で草
コメント:すげぇー
「あっえっえぇぇぇ!?にっ、2期生の先輩方まで!!!いっ今すぐスパナつけましゅ!」
黒神フェン✓:噛んだ
犬崎チロ✓:ありがとう!
執仕ベル✓:ありがとうございます!
夢現ミルマール✓:ありがとうだよ!
この2期生は、Vワールド1期生が誕生してから1年後に登場。
1期生は学生をモチーフとしているが、2期生はファンタジー路線で構成されている。
「ヒィッヒィッヒィッ、心臓が、ドキドキしすぎて、痛い……」
コメント:貧弱過ぎワロタ
コメント:しょうがないんや
コメント:コミュ障だからね
コメント:強く生きて
コメント:悲鳴まだ?
コメント:落ち着いて
コメント:もちつけもちつけ
コメント:シロネちゃん大丈夫?
「フゥ……フゥ……フゥ……、ごっごめんなさい。ちょっと、取り乱しちゃって……うううう、こっこれじゃあ、歌える気がしないよぉ……」
先輩全員が観ていると思うと、更に緊張してきた……。声も震えて、まともに歌えない……。
世闇イズモ✓:シロネちゃんがんばれ!
花咲メメ✓:シロネちゃんふぁいと
音町アリア✓:がんばれがんばれ!
「イっイズモ、メメ、アリア…………」
画面の向こうで応援してくれている同期が居るんだ……。
コメント:シロネちゃんがんばれ!
コメント:シロ友もいるぞ!
コメント:がんばれ♡がんばれ♡がんばれ♡
「シロ友さん達…………」
霧江きりこ✓:他の皆も応援してるわよ、がんばりなさい
「先輩方……」
そうだ。
今日は応援してくれているみんなの為に歌うって決めていたんだ。
「きっ聞いてください、いっ1曲目ッ!」
マイクにエコーを掛けて、伴奏を流す。
この曲はTwitterで募集した曲の1つ、コネ〇ト。
コメント:コ〇クト!
コメント:きたー!
コメント:リクエストきちゃ!
声がまだ震える。
でも、コメントを見る限りだと反応は良いみたい。
どうにか1曲目、2曲目を歌い切った頃には緊張も解れて来た。
「では、続けて、secret bas〇~君がくれた〇の~」
コメント:あっやば
コメント:泣きそう
コメント:シロネちゃん、逝くのか
しっとりとした曲調で、歌っているとアニメの名場面が脳裏に浮かんで来て、歌詞の奥深くに入り込んでいく感じがする。
おかげで結構緊張が無くなって来たみたい。
「~~~~~~~♪……ふぅ、以上です。みんな、ありがとうございます」
エコーを切って、いつものBGMを流す。
コメント:888888888
コメント:888888
コメント:88888888888
コメント:スパチャ投げさせろぉ!
コメント:スパチャ解禁まだ?
コメント:スパチャのこと忘れてそう
コメント:そんなまさか
コメント:まさかまさか
コメント:まさかそんな
「ミ゛ャ゛ア゛!?ごごごごごごごごめんなさいぃぃいいいいいいい!いっ今付けますーーーーー!」
スパチャは待機中でも投げれるから、それをさせないように外していたら付け忘れちゃった……!
【シロネ悲鳴中毒者 ¥10,000 初スパチャやっと投げれる!】
「ミャァアア!?しょ、初手あっ赤スパチャ!!しっシロネ悲鳴ちゅー毒しゃしゃんありがとうごしゃいましゅ!」
コメント:くっそ動揺してて草
【きりきりまい ¥50,000】
【¥2,000 カミカミ代】
【シロ友有識者¥50,000 毎秒悲鳴上げて♡】
「ミャア!?じょ、上限の5万!!!えっあっあっあっ、きっきりきりまいしゃん、とくめーしゃん、シロ友ゆーしきしゃさしゃしゃん、あっありがとうごしゃいましゅミャア……」
【¥5,000】
【¥250】
【¥3,000 乗るしかないこのビックウェーブに!】
【¥10,000】
【¥12,000 息子の治療代】
【¥10,000】
【$100 Nice scream】
【¥12,000 今月の餌代】
【¥20,000 今月の友達料】
【¥10,000 もっと噛んで♡】
「ミッミャアアアア!?コっコメント欄が、ほぼ赤にぃぃいいいいい、ひぃぃぃぃいいいいいいい!」
なんでみんなそんなにポンポン赤スパチャ投げてるの!?えっ、なんでなんでぇ!?
「ミャッミャアアア、ミャアアア……」
【¥10,000 かわいい代】
【¥30,000 いつも息子がお世話になってます】
【¥2,525 これは完全に猫】
「猫じゃないですッッッ!はっ……」
コメント:ツッコミで正気に戻ってて草
コメント:でも猫なんだよなぁ
コメント:猫なんだよなー
【¥50,000 猫だと自覚してください】
「うっそうでした……」
コメント:上限ニキつよい
コメント:金の暴力
コメント:金!暴力!
コメント:やめないか!
「えっええっと、みなさん、たったくさんのスパチャ、あっありがとうございます。後ほどスパチャのお礼をしたいと思います……ふぅぅぅ……みんな投げすぎ……」
【¥7,500 うるせー投げさせろ!】
「ミャア!?ごっごめんなさい……!」
なにこれ怖い。これが金で殴られるってことなの……?
「つっ次は、Twitterで募集したセリフを言うコーナーです。事前に募集した物を選んでいきます」
確かこれだったよね。
「熱中症をゆっくり言ってください」
コメント:初手それかいw
コメント:選ぶ基準が完全に俺ら目線なんだよなぁ
コメント:切抜き班仕事だぞ!
「だって、僕も推しに言ってもらいたいし……」
コメント:Vオタク君さぁ・・・
コメント:推し
コメント:推しか
コメント:推し=同期では?
世闇イズモ✓:裏でならいくらでも!
九津々海✓:私だって!
【てぇてぇ侍 ¥15,000 配信で言ってください】
「ミャア!?なっなんで僕の所で投げるの!投げる場所違うから!!!ごっゴホン、では、いっ言います……」
コメント:全裸待機
コメント:待機
コメント:ゴクリッ
マイクに口を近づけて、囁く様に。
「ねえ…………ちゅう、しよ……?」
【¥5,000 ありがとうございますありがとうございますありがとうございます】
【¥10,000 熱中症代】
【¥1,919 熱中症助かる】
【¥50,000】
コメント:これはぁ・・・
コメント:・・・ふぅ
コメント:ふぅ
コメント:・・・ふぅ
コメント:ふーーーん、えっちじゃん
【世闇イズモ¥10,000 私で良ければ】
コメント:おいwww
コメント:おい同期w
コメント:イズモちゃんなにやってるのw
【九津々海¥20,000 ありがとうございます】
コメント:海ちゃんもw
コメント:草
コメント:草
コメント:これはぁ、たらし猫ですわ
「ミャアアアア!イズモと九津々海ちゃんまで!?あっあっありがとう……?」
いつもは聞いている側だったから、言う側こんな気持ちなのか……。なんかちょっと楽しいかも。
「えっと次は、カウントダウンでゆっくりと10、9,8,7、6,5,4,3,2、1、0、0、0って言ってください」
コメント:だからチョイスw
コメント:誰だこれチョイスさせた奴
コメント:意味わかってるのか?
「これって、たまにライバーさんがやってるヤツだよね。元ネタ知らないけど、これも鉄板かなって」
コメント:あっ
コメント:あっっっ
コメント:あっ
コメント:誰か止めろよ
コメント:いいぞもっとやれ
コメント:誰も止めなくて草
「えっ、だめなの?ダメなら言わないけど……」
コメント:だめじゃないです!
コメント:むしろ言って♡
九坂かかえ✓:正座待機
世闇イズモ✓:エッ、なのは・・・(チラッ
夢現ミルマール✓:わくわく
コメント:おい、こいつらwwww
コメント:やっぱり好きなのね
「なんか待っているみたいだから、言うね……?」
えっと、確かこれも耳元に語り掛ける様にして、最後のゼロで少しずつ声を低くするのが良いんだよね。
「10……9……8……7……6……5……4……3……2……1……ぜーろ、ぜーーろ……ゼーーーロッ」
コメント:・・・・・・・ふぅ
コメント:あかん
コメント:効き目ヤバイ
コメント:ふぅ・・・・・・
【¥50,000 ありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございます!】
【¥50,000 神回確定】
【¥50,000 天使すぎ】
【¥10,000】
【¥50,000】
【¥25,000】
【¥50,000】
【¥50,000】
コメント:↑赤スパチャラッシュワロタ
コメント:みよ、これが日本だ
コメント:やべーやつ大杉!
「ミ゛ャ゛ア゛!?たったたた大金ががががが……みっみんななんなにスパチャして、いっ生きていける?大丈夫?」
コメント:赤スパチャ投げると心配してくれるってマ?
コメント:これは赤スパチャ投げるしかねーよな!
「なっ投げなくていいから!無理しなくていいからね!?」
やばい、リスナー達のノリの良さが怖い。マジでスパチャして生活に困ったとか言われたら、こっちが困るから!
「はっはい、怖いので次のコーナーへ向かいます。これが最後で、告知を交えながらちょっと雑談をしたいと思います」
コメント:!
コメント:!
コメント:!?
コメント:告知!!
告知でどよめくコメント欄。
そうだよね、気になるよね。僕も同じ立場だったらソワソワするもん。
「まずはお礼を言わせてください。ここまで僕がVTuberとして活動できたのはリスナーさんやシロ友さん、そして同期やその周りの方達が支えてくれたからです。こんなコミュ障で、対人耐性が低い僕を根気強く相手してくれたからです。本当にありがとう」
始まりは、ほんと受動的で如何しようも無かったけれど、それがあるから今の僕が居る。
「その土台を作ってくれた先輩方にも感謝の念が堪えません。これからも先輩方が作ってくれた、このVワールドで活躍して、少しでも貢献出来たらって今は思います。だから、これからも応援をしてくれたら嬉しいです…………なんだか、こういうのって、照れるね……」
コメント:シロネちゃんはがんばってる
コメント:泣いた
コメント:心の汗が止まらない
コメント:初回配信と比べたら成長した
コメント:画面が見れない
「それで、細やかな感謝の気持ちなんだけど……僕のボイスを限定販売をします!」
コメント:!!!!!
コメント:!!!!!!
コメント:ボイスきちゃー!
コメント:まじかよ!
コメント:でもお高いんでしょ?
「これは、感謝の気持ちという事で運営さんに頼んで出来るだけ安くしてもらったから、500円で販売して貰えることになりました」
【¥500 ボイス代】
「まだだからね!?ここに投げないでね!それで、販売はこの放送が終わった後に開始します。内容は、隣に居るシロ友さんに、ありがとうって言いながら甘えたり……」
やばい、なんか言ってたら顔が熱くなってきたんだけど!
「きゅ、休日に一緒にゴロゴロしたり……だっだだだ、だいす、きだよって……そんな、感じの、内容、です…………」
コメント:がたがたがた
コメント:エッッッッ
コメント:早く買わせて!
コメント:はようはよう(バンバン
「#振上さん聞いてって、ハッシュタグで、感想書いてくれたら、見に行きます……うぅはずかしい……。それと、沢山のファンアートや、放送の感想、ありがとうございます!あとで雑談配信の時にでも、触れたいと、思います」
ふぅ……どうにか告知など伝えることは伝えれた。
時間も丁度良くなってきた。
「それじゃあ、今日の配信に来てくれたみなさん。本当にありがとうございました。これからも応援してくれたら嬉しいです。…………あとシャンプーはミルボンで、今日は白のフリルを穿いてます!以上、ばいミャア!」
【この放送は終了しました】
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『《振上シロネ/Vワールド3期生》登録者3万人突破&収益化記念枠』
視聴回数65,256人 ↑5911 ↓29
チャンネル名:振上シロネ-ShironeHuruue-
チャンネル登録者数5,3万
いつもお読みいただきありがとうございます。
これからも更新していきますのでよろしくお願いします。
追記
犬崎チロ:本名不明 Vワールド2期生
呼び名:チロ、チロちゃん、チロちゃん先輩
執仕ベル:本名不明 Vワールド2期生
呼び名:ベル、ベルさん、ベルちゃん、ベル先輩
夢現ミルマール:本名不明 Vワールド2期生
呼び名:ミルマール、ミルちゃん、ミルミル、ミル先輩
黒神フェン:本名不明 Vワールド2期生
呼び名:黒神先輩、フェンちゃん、フェン





