起床はお早めに!?
「着いたよ!」
その声とともに俺は疲れて重い頭を上に向けた
「デカい…な…」
確かに一人にしてはでかいな90坪くらいか?
まぁ ここに置いといてもらえるならありがてぇな
「こっちこっち そこに座って待ってて、飲み物とか持ってくるから」
アレ?俺意外と歓迎されてる? まぁ一人でいたら人と会えるのは嬉しいことかもしれないな…
それにしてもなんでこんな山の中で一人なのだろう…
妲己は饅頭や団子やら色々持ってきてくれた 余程嬉しいのだろうか?
「それで…主が言っておった事は本当なのであろうな?」
「あぁ 嘘じゃねえ それとこれありがとな…」
「いや、礼は良い、余っていたものじゃからの…」
「明日から仕事をしてもらうぞ? まぁ仕事と言っても家事なんじゃが」
「おう! 今日から宜しくな!」
「宜しく…と言っても主が変なヤツとかであればスグに追い出すがの…」
こうして俺と狐の二人の生活が始まった
「まぁ、今日はゆっくり主と話でもするかの…」
俺と妲己は自分の事や世界のことなどと色々1日中話した...
翌日
「主、起きるのじゃ、朝じゃぞ~」
「うん? お、おう…何時?」
「五時じゃが…」
「う~… 5時ぃ… 早いだろぉ~…」
「何を言っておる… 早くは無いであろぉ? ほれ!起きて仕事するのじゃ!」
「うわっ わかったよォ… 起きるから…」
「お主… 働かぬなら出ていかないといかなくなるの覚えておるよな?」
「分かってる けど俺いつも起きてたの8時だから…」
「そうなのかえ? では 今日から変えるのじゃ!」
ガバッと布団を取られ 仕方なくおきることになった…