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指輪  作者: yasu
6/6

当たり障りなく


「工藤さん。私、今月いっぱいで退職することになりました。今までお世話になりました。」



彼女はそういうと、ぺこりと頭を下げた。


退職って、結婚するのかなぁ?




よくドラマであるのは、ここから俺が女性のことを気になり始めて…そして…ここから飲みに行くことになって…


飲みに行ったときに実は一目見たときから気になってたんだ。とか言って…




なぁんて事はちっともなく、俺のほんのちょっとだけ芽生えそうな何かは摘み取られた。



気になり始めてた事は事実だ。

だけどそれは、この俺の仕事の中で唯一女性と関われる場がここだけだったことが大きな要因だった。



やはり俺も男なもので、綺麗な女性を見るだけでテンションはあがる訳で。


いや、綺麗じゃなくても。

笑顔で話し掛けられるだけで、嬉しい訳で。



「また何処かで会えたら、話し掛けて下さいね!」



笑顔で彼女は、そう言った。





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