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金狼と白巫女は月夜の下踊る  作者: (ガイル)
8/8

ショクザイ

親子喧嘩と書き貯めの紛失により、大変遅くなってしまいました…本当に申しわけない…

「…だが、俺は死ねなかった。

アイツが、俺を生かそうとして―たったそれだけの理由で世界を捻じ曲げちまった。」

そして、虚空に息を吐き出すと、

「俺は、死ねないんだよ。

正確には、死んでも新しい自分、記憶も感情も人格も能力も、何もかもを引き継いだ「俺」が出現するんだ。」

「……!」じゃあレイが刺されたのに無傷の理由も…!

「それからは、唯の狼として生きたさ。

唯の、何も知らない狼として―

このまま、俺の中の狼に全てを任せて、俺は消えてしまおうかと思った…

精神的になら「死ねる」からな。」

「そこで通りがかったのがお嬢―ツカサだよ

お前は、余りにも似ていた。狂う前の、美しいアイツに。それは容姿だけじゃない。

言動も、ふとした仕草も―だから、一目惚れしちまった。…前と同じように。

それが、あの事に対する贖罪になるかと思っていたのかもしれないな…」

そこで、ふと気が付いたように、言った。

「こんな話、初対面の相手にすべき話じゃないよな…すまん、勝手に巻き込んで。

俺は今後一切お前には近寄らなー」

『ドクン』心臓が撥ねた。

待ってー待ってくれ。

「…だが、俺は死ねなかった。

アイツが、俺を生かそうとして―たったそれだけの理由で世界を捻じ曲げちまった。」

そして、虚空に息を吐き出すと、

「俺は、死ねないんだよ。

正確には、死んでも新しい自分、記憶も感情も人格も能力も、何もかもを引き継いだ「俺」が出現するんだ。」

「……!」じゃあレイが刺されたのに無傷の理由も…!

「それからは、唯の狼として生きたさ。

唯の、何も知らない狼として―

このまま、俺の中の狼に全てを任せて、俺は消えてしまおうかと思った…

精神的になら「死ねる」からな。」

「そこで通りがかったのがお嬢―ツカサだ。

お前は、余りにも似ていた。狂う前の、美しいアイツに。それは容姿だけじゃない。

言動も、ふとした仕草も―だから、一目惚れしちまった。…前と同じように。」

そこで、ふと気が付いたように言った。

「こんな話、初対面の相手にすべき話じゃないよな。すまん、勝手に巻き込んで…

…今後、俺はもう二度とお前に近寄らなー」

『ドクン』心臓が撥ねた。

待って、待ってー1人は、怖い。怖いよ…

「待っ、て」

その言葉は、大変小さかったが、しっかりとした意思を持っていたー故に、金狼は立ち止まる。

「僕の、隣にいて下さい。…僕じゃ、その人の代わりにならないかもしれないけど。

でも、隣にいて欲しい。」

続く言葉はあっさりと出た。

「…あぁ。」

金狼は、彼女をそっと抱きしめ、誓った。

この少女を、何に代えてでも守る事を。

ーそれが、彼自身であったとしても。


展開急過ぎますかね…

一応その理由は有るのですが(笑)

ここ迄読んで下さり、有難う御座います!(´▽`)

感謝以外有り得ないですぞwwwww

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