カクセイ
「ハッ!」
正面に立っていた異族の一体を倒す。
生前に習っていた武道のおかげか、普通に戦えます。後ろからは、彼が敵を倒している声も聞こえてくる。
これなら楽勝かな…
「お嬢! 」 「え?」
気が付くと眼前に敵の槍が。
あぁ、二度目の人生は短かったですね…
驚く程スローになっていく思考の中で
僕は目を閉じた…
しかし、いつまで経っても槍が届かない。
…?
目を開けるとそこには血塗れのレイの姿が
。
「逃…げろ!お嬢だけでも!」
え?なんでそんなに血が出てるの?死んじゃうよ、ねぇ、なんで?ナンデ?守ってくれる、って…
ネェナンデナンデナンデナンデナンデネェネェ…
…オマエカ。オマエガヤッタノカ。
暗転。
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森林から5km程離れた高台で。
突然、辺りにいた獣が逃げ出していく。
何か強過ぎるモノから逃げ出すように。
刹那の後、高台に置かれていた一つの石から男が現れた。
…若い。歳の頃は14.5と言ったところだろうか?
彼は、玩具を貰った後の子供の様に、楽しそうに呟く。
「お目覚めかな?可愛い可愛い、巫女姫さま?」
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