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夏とハミク  作者: りー
8/8

使いの者

「ええ。僕は幽霊です。17歳は死んだときの年ですね」


サラッとすごいこと言ってますね。


「すごいでしょうか」

「えっ!?」私何も言ってないよね?


何も言わなくても聞こえるのですよ。こうやって声を出さずに語りかけることもできます。


びっくりした!そうなんだ……とりあえず、座らない?脚が疲れ……あれ?


ここはあなたの脳内で、いわゆる夢なので痛みや疲れはありません。ただし感覚はある程度感じることができます。そして……

ボフンッ

煙とともにソファが現れた。


すごい……


あなたにもできますよ。


本当?それっ!

ボフンッ!

先ほどより大きな音を出して、煙が出た。壁に囲まれ……部屋になった。

うわあ……マジか!


マジですよ。すてきな部屋ですね。話を戻しましょうか。あなたは生きたいですか?それとも死にたいのですか?


………正直このまま戻ったとしても、このまま人生が楽しくなることはきっとない。だから、死にたい。

声は出していないが、話しながら涙を流してしまった。


よろしければ、何故自殺をしたのか教えてくれませんか?


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