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夏とハミク  作者: りー
1/8

始まりの日

初めてなので、文才がなくてもお許しを。

メールがきた


ハミクからだった


ハミクと言うのは、私の親友


黒波美久のあだ名だ


内容はこうだった



ごめんね……今までありがとう、さようなら



私は頭が真っ白になった


これは自殺をしようとしているのか?


私は急いで家を出る




八月十八日 午後2時


ひっきりなしに蝉が鳴く

真夏の昼


大通りに向かう

16歳の少女




望月史織は考える


なぜハミクが自殺を……?


ハミクは明るい性格で、私よりも友人は多く、顔もそこそこ整っていた。


家庭環境は、母と兄妹とは仲良くやっているが、彼女は父親を嫌っていた。


彼女の父はアスペルガー症候群という障がいらしい。人の気持ちが理解できないクズだ、早く死ねばいいのに、と彼女は毎日のように言っていた。


しかし、それが理由で自殺するとは思えなかった。


史織は頭を振った。


「まだ自殺って決まった訳じゃない、私がしっかりしないと!」


史織は、汗を拭い、親友の家へ急いだ。


美久の家まで、あと七分。

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