表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢の生産ライフ  作者: 星宮歌
第一章 幼少期編
5/412

第四話 ステータスオープン!

ブックマークや感想をありがとうございます。


ユミリアちゃんのステータス~、乙女の秘密~♪


それでは、どうぞ!

 信じられないものを見て、泣き疲れたのもあって眠った後、メリーに甲斐甲斐しく世話をしてもらった私は、誰も見ていないことを確認して、もう一度それを開く。



(ステータス、オープンっ)



 ブンッという音とともに現れた画面。そこには、私のステータスが書かれていた。



『ユミリア・リ・アルテナ(0歳・女)


攻撃力   10

防御力   10

魔法攻撃力 エラー

魔法防御力 エラー


スキル

生産時間短縮、生産効能調整、同時生産数アップ、全属性魔法、言語理解


称号

料理人の卵、駆け出し料理人、中級料理人、上級料理人、料理の達人、料理の鬼、料理の神、錬金術師の卵、駆け出し錬金術師、中級錬金術師、上級錬金術師、錬金術の達人、錬金術の鬼、錬金術の神、鍛冶師の卵――――魔道の神』



(……いやいやいや、おかしいっ、おかしいからっ! 魔法系がエラー!? えっ、スキル、ほぼ生産系ばっかだしっ、しかも、称号見づらっ! いやっ、ていうか、これ、あのゲームの能力!?)



 混乱しながら、そのステータスに突っ込みを入れていると、ステータスに変化が現れる。



『称号

料理の神、錬金術の神、鍛冶の神、設計の神、建築の神、裁縫の神、調薬の神、機械の神、細工の神、音楽の神、演出の神、生体科学の神、魔道の神、突っ込み魔神』



(……うん、称号が増えたことについては、文句を言うまい……なんて言うとでも思ったかぁっ! あんの女神ぃぃいっ!!)



 今、この瞬間、あの女神が何かしたに違いないと、私は確信を持つ。しかし、そこでふと、気づくこともあった。



(……もしかして、これって、リアル生産ゲームができるってこと!?)



 私がやっていた生産ゲームは、『コツコツ生産ファンタジー』というタイトルのゲームだ。ちなみに、『モフ恋』と同じ会社が出しているゲームで、世界観がある程度は同じだったりする。

 『コツ生』においては、とにかく素材探索をして、生産して、その道具で主人公を強化して、素材探索をして、生産しての繰り返しのゲームだ。一つのジョブを極めると、次のジョブに転生して、また同じことを繰り返していく。そして、全てのジョブを極めた先に、『創造神』のジョブがあったはずなのだが……残念なことに、そこへ行く一歩手前で私は死んでしまったわけだ。



(いや、でも、これならメリーを助けられるんじゃあ? 錬金術師のジョブがあれば、しかも、神クラスなら、万能薬なんて作りたい放題なはずっ!)



 問題は材料だ。しかし、それもきっと大丈夫。ここまできたのなら、私にも展開が読めてきた。ここまできて、色々な素材を確保していたストレージが使えないなんてことはないだろう。



(ストレージ、オープン!)



 そして、上機嫌に私はそれを心の中で叫び……次の瞬間には、真っ青になるのだった。

はい、ステータスがえらいこっちゃです(笑)


でも、これでちみっとだけ希望が見えましたよっ!


それでは、また!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ