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200文字小説集 vol.2

彼女のハートを射止めたのは…(200文字小説)

作者: 日下部良介

 昼。

 食事のために外に出た。

「今からお昼ですか?」

 女子社員に声を掛けられた。

「そうだけど」

「じゃあ、一緒にどうですか? 行ってみたいお店があるんです」


 しゃれた和食の店だった。

 座敷の席へ案内される。

 一瞬、靴を脱ぐのを躊躇する。

「どうかしましたか?」

「いや…」

 足元に注意を払いながら席に着く。


「可愛い」

 僕の足元を指して笑う彼女

「やっぱり、見つかっちゃったか」

 靴下に空いた穴が彼女のハートを射止めた瞬間だった。




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― 新着の感想 ―
[一言] 何だか可愛らしい作品ですね。 たまに意外なところにきゅんとしちゃうこと確かにあるんですよね。 自分が好意を持ってる人なら尚更(笑)
[一言] 最初からどう考えても脈アリじゃないですかあ!
[一言] これは、きっと彼女さん、初めから狙ってましたよ! ( *´艸`)
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