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Red Dot   作者: Chris K. Tomato
東京圏
7/11

〜登場人物&用語〜 霞ヶ浦遠征編

伊藤(いとう) 輝紀(てるき) 2038/12/7 生まれ。

美優のプロモーター。根本家で光里と一緒に同居。いつも光里や千華にからかわれている。大好きだった拓也と雪の死を乗り越えようともがいている青年。空手1級。


奥村(おくむら) 光里(ひかり) 2047/12/27 生まれ。

輝紀のオペレーター。一般的なオペレーターと違ってかなり鼻が効くが乗り物酔いしやすい。根本家で輝紀と一緒に同居。イタズラ好きで明るい子。口調を真似するほど時代劇好きだが、真面目な時は普通の口調に戻る。


根本(ねもと) 千華(ちか) 2038/4/19 生まれ。

輝紀の幼馴染。光里にデレデレで一緒に輝紀をイジる。姉さん肌でいざとなった時はとても頼りになれる女子。空手初段。


根本(ねもと) 玲華(れいか) 2032/9/11 生まれ。

千華の姉。死んだ両親と友達のお兄さんに代わって千華と輝紀と光里の面倒を見ている。輝紀&光里ペアと英寿&優輝ペアを抱える小さなPSC立川防人民間警備会社と小店を経営。空手5段。


土田(つちだ) 優輝(ゆうき) 2028/5/9 生まれ。

英寿のプロモーター。大手のホワイトスパロー社に所属していたが輝紀と一緒に参加した作戦で見切りをつけ立川防人民間警備会社に入った。あだ名はツッチーさん。


笠原(かさはら) 英寿(えいじゅ) 2047/10/8 生まれ。

優輝のオペレーター。見た目と名前が女の子っぽいのがコンプレックに持つ恥ずかしがり屋。常に何かしらの本を持ち歩いている。


奥平(おくだいら) 大也(だいや)1996/8/3 生まれ。

元海上自衛官三佐。習志野戦で搭乗していたヘリが堕とされ片足を失った。レビスの群れに追われていた5人の避難民を助けようとしたが拓也と雪の2人を守れず責任を感じて残された3人の子供たちを引き取った。


田中 長兵衛(たなかちょうべえ)2029/5/6 生まれ。

陸上自衛隊一曹。第二空挺団、特別支援小隊所属。狙撃チームの隊長。物静かで近寄り難いオーラを放つ。愛銃はMSR。


鈴木(すずき) 紗良(さら)2030/4/2 生まれ。

陸上自衛隊二曹。上に同じく。田中一曹のスポッター。


吉川(よしかわ) (まさる)2033/9/19 生まれ。

陸上自衛隊士長。上に同じく。自衛隊勤務はそこそこ年数が長いが、部隊には最近配属されたばかり。


柳原(やなぎはら) 辰也(たつや)2035/7/3 生まれ。

陸上自衛隊二士。上に同じく。霞ヶ浦遠征が初陣の新兵。


安藤(あんどう) 拓篤(たくま)1999/1/27 生まれ。

陸上自衛官陸将。霞ヶ浦遠征の作戦責任者。


柚木(ゆずき) (あい)2020/8/19 生まれ。

東京圏の大手PSCホワイトスパローに所属するプロモーター。実年齢よりも若く見えかなりの美貌をもつハイランカー。


相原(あいはら) 雲母(きらら)2046/4/15 生まれ。

柚木のオペレーター。動体視力が桁違いに良く跳躍力が高い。






(以下、改編なし)


レイビズXウイルス/Xウイルス・・・宿主のDNAを部分分解し、持っているDNAを挿入して宿主を形象崩壊させる血液感染型ウイルス。塩基をランダムに再配列するため、宿主を死なせることもよくある。初期は狂犬病ウイルスと似た遺伝子型だったが、感染を重ねる毎に新たにDNAを取り込みランダムに配列するため、大パンデミックが起きた後レイビズXウイルスの遺伝子解析が非常に難航している。出現当初は哺乳類のみを宿主としていたが、日が経つにつれて爬虫類や鳥類などにも感染を広げた。最新の研究によると、このウイルスは三胚葉性の生物に感染することが可能だという。


レイビズ・・・レイビズXウイルスに感染することまたは感染した人&動物(略称レビス)をさす。出現当初、狂犬病に分類されていたため、狂犬病の英名レイビズと呼ばれるようになった。ステージは1〜5まであり、ステージ1は感染源との掛け合わせであることから2種と呼ばれ、大きさは個体毎に異なる。ステージ2は辛うじて元が判別できるレビスで3種と呼ばれ、2種と大して大きさがかわらない。ステージ3からは元が判別できないことから雑種と呼ばれる。ステージ4は雑種よりも明らかに大きいものが分類され、そのことから大雑種と呼ばれる。大雑種の数は2055年現在で世界に少なくとも数十万体はいると言われている。ステージ5は現在確認されてるもので37体いて、どれもが大雑種よりもはるかに巨大で再生能力が桁違いなため、それぞれに呼称(プトレマイオス星座)が付けられている。そのことからネイムドと呼ばれている。


形象崩壊・・・レビスから一定量のレイビズXウイルスを注入され神経系の7割が侵食されると、昏睡状態に陥り、約1日後に形象崩壊と呼ばれる生物学用語の変態が起き、レビスとなる。


赤目・・・元々はレイビズの別称の1つだったが、大パンデミックが終わってからは、レイビズウイルスを体内に保有している子供たちをさすようになった。レイビズウイルスを持ってる関係で赤い目を持ち、多くは女性だが、僅かに男性もいる(約0.5%)。輸血や食肉しない限り他人に感染することがないが、感染するかもしれないと感じる人やウイルスを保菌してることから憎しみ侮蔑する人が多い。個体差があるが、赤目の多くは通常の人間よりもはるかに早く治癒する能力と熊を素手で倒せるほどの筋力を持つ。レイビズXウイルスによる侵食は常人よりもはるかに遅いが、外からウイルスを注入されると侵食が加速する。


レジューム・・・半金属。「元の世界を取り戻す(resume)」という意味が込められている。レジュームはレイビズウイルスに感染している生物を衰弱させたり再生阻害したり場合には死なせることがあるが、原住生物(レイビズ非感染の人と動物)には作用がない。火山帯に分布し特に環太平洋造山帯に集中している。2050年時点で、アメリカ(24%)、日本(23%)、カナダ(18%)、ニュージーランド(16%)、アイスランド(15%)がレジューム生産を占める。硬度が高く非常に重いため加工や輸送が大変。


コンボイ・・・当初は避難に車両が使われてたが、級数的に増える避難民には数が少なすぎたため、大半が徒歩で移動せざるを得なかった。少数ながら車両での避難も続けられていたが、政府高官やその家族が優先的に乗ってるという噂が立ち、避難民の集団を皮肉込めてコンボイと呼ぶようになった。


ARO(対レイビズ組織)・・・国連の下に発足したレイビズ掃討を目的とした組織。準軍事部、科学医療部、教育育成部の3つから成る。準軍事部は非感染者のプロモーター1人と赤目のオペレーター1人の計2人から成るスクアード(squad)を最小単位とし、各スクアードは各エリアに所属するものの国連軍の指揮下にあるとされてる。しかし、事実上PMC状態となっている。オペレーターには組織から侵食阻害剤が配布され1日3錠服用する規定が設けられている。科学医療部はレイビズウイルスの侵食阻害や治療などの研究が主。訓練育成部はプロモーターとオペレーターの訓練指導を担当する。


レジュームの壁/モノリス・・・高純度のレジュームで造られた縦600m幅1.2km奥行き450mの超巨大な壁。それらで人間の生活圏の周りを囲い、レビスの侵入を防いでいる。携帯用の小型モノリスも存在するが、価格が破格な上に壁1個で200トンを超えるものの、ステージ3以上には効果がイマイチなためあまり使われていない。


ランカー・・・AROに登録されているスクアードでランキングされ、上位1万位以内のペアをさす。ハイランカーは上位1000位以内で9位からはシングルランカーと呼ばれている。世界で約14万個ものスクアードが登録されている。

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