設定要項ー随時更新ー
自分のメモ代わりなので読みにくいと思います。設定等をまとめました。
・魔法
この物語の世界では魔力を使って行使できる技のようなイメージ。同じ魔法でも魔力の使用量はその人次第。
・器
魔力を体内にためておく目に見えない身体器官。容量もまた個人差があり、多ければ多いほど良いとされているが少ない人でも使い方を工夫すれば十分通用する。
・魔力
どこにでも存在している。すべての物質を構成する元となる存在。大気にも漂っている。
・身分制度
多くの国では魔法遣いは魔法区域と呼ばれる分けられた居住区に住み、そこに国の統治者とされる賢人が住む。ごく稀に、賢人はいるが一般人の方にも王がいるという形式をとっている国もある。
・連合共通の風習
一般国民は十二歳の時に男女ともに兵士養成学校への入学が必須。十五歳で卒業したら兵士見習いとして兵士になるため経験を積んだり、学者となったり将来の選択は自由。男子の大半は兵士見習いとなるのが普通。
魔法遣いの児童(見習い魔法遣い)は魔術指南学校に通うことで正式な魔法遣いとなる近道としている。卒業すれば正式な魔法遣いとなれる。他の方法としては腕の立つ魔法遣いや、優れた魔法遣いの元へ弟子入りするという手もある。試験の形式等は東西南北共通。
・魔法一覧
ランク1 基本中の基本
『放出』
魔力を体外へ放出する行為はこれを使っている。
『操作』
魔力により物質の操作を行ったり、放出した後の自身の魔力の制御。これは維持あってこその魔法。
『維持』
体外へ放出した魔力の形を保ったりとどめておくこと。制御しなかった場合、空気に溶け込んで消えてしまう。
ランク2 見習い魔法遣いが扱えなければいけない難易度
『幻影』
幻の類を作り出す。術者の意思によって幻の操作も可能。
『生成』
魔力から物質を作り出す魔法。「物質構成の理論」に基づき作られた新しい魔法。道具等を作り出す際の行使に重要なのは部品一つ一つの生成を別に行い合体させるようなイメージ。
ランク3 正式な魔法遣いでも中々の難易度
『伝導』
武器等に魔力を流し、内部で生成に類似したことを行う。武器の能力を高めたり、特殊効果の付与が可能。
『治癒』
外傷以外にも内部の怪我も治せる。習得は向き不向きがある。
『魔纏」
魔力を身に纏い、高い身体能力を一時的に得る。鎧の役割もこなすため、防壁の上位互換とされている。
『看破』
隠されている魔力反応を感じ取ったり、地形を把握したりできる。見えない敵など幻などにも有効。
・魔術
体術を織り交ぜたり、魔法を応用した術。魔術にも難易度が存在しており名称もある。ただ、あまり呼ばれることはなく本作では描写等で表している。
レベル1
《波動》
魔力を対象に流し込む。熟練者が行うほど強力となる。放出の応用。
「平手打ちで魔力を打ち込む」
《防壁》
魔力を一定量放出して壁を作る。岩などの壁を作った場合は生成であり、《防壁》は魔力そのものを使用する。
レベル2
レベル3
《痛波》
波動と方法は変わらないが威力が段違いであり、対象部位はかなりの痛みを伴う。
《虚弾》
心武拳奥義の一つ。大気に存在している魔力から見えない拳を作り出し、それを纏った一撃を放つ。拳の数は最大7つまで創り出せる。『生成』とは異なるため魔力の使用はほぼ無い。
《崩弾》
心武拳奥義の一つ。術者と接触している部位の内部から衝撃波等の魔力干渉が可能。ガードを内部から破壊するのではなく、ガードの内部から攻撃するという要領。
登場人物
ダグザ=ヴェルター…この物語の主人公
ヘリオス=ヴェルター…ダグザの父、元東の国戦士長
サラ=ヴェルター…ダグザの母
ルマン…ダグザの兵士養成学校で初めて出来た友人。
デューク…ダグザより三つ上、ガキ大将的存在
ガウルテリオ…東魔術指南学校の体術担当教師、ダグザの世話役を任せられる。
ハーム…東魔術指南学校『初等級』担任の教師一般国民を下民と蔑み嫌う。
ワルシーム…『二等級』でダグザにできた童顔の友人、二等級は三年目。
エイバ=ルナ=スミス…ダグザのルームメイトとなる。かなりの実力者。
マーベル=ムーンライト…東魔術指南学校で最強の実力者。『一等級』到達最速の記録を持つ。
アズマ…東の国の賢人。
クロエ…『二等級』の担任。
モヤーヤ…『二等級』で魔法史を教える。
マッド…『二等級』で魔術を教える。
グランノーデル=ウエスター…『一等級』の担任で『一等級』のすべての授業を受け持つ。次期賢人と謳われるほどの実力を隠し持つ。
ミランダ…『一等級』の数少ない女子。誰にでもフレンドリーであり、クラスでは人気者。マーベルとも仲が良い。
ヨン=ロイ…心武拳の使い手であり、魔術特待生。マーベルに次いで学園No.2の実力者。