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イザクラ大暴走!

久々の登場です。


居酒屋のマスター・通称「イザクラ」。


今日は若者が集う店「サイケデリック」からの呼び出しです。

初めてです。

いやな予感がしました。


「不穏な空気を感じますね」KMくん


「良くて”おもらし”コースだな」オレ



思っても見ない店から呼び出しがあるときは決まってグデングデンです。

店に行ってみました。


グデングデンです。


すでに旭山動物園のチンパンくんにも劣る知性を見せています。


すでにクルマの鍵がどこにあるのか分かってません。

っていうか、自分が帰ることすら分かってません。


あろうことか、一緒に飲んでいた女性のカバンの中に手を突っ込んでいる始末。


「マスター、それは違うって!」

女性と若い男性に怒られてます。


知能が消失し、ヨダレまみれのイザクラ、カバンの中で手をグルングルン回してます。


結局、イザクラのポシェットの中にありました。



クルマを持ってきました。


イザクラが女性に寄りかかりながら階段を降りてきました。



女性がクルマのドアを開け、イザクラを助手席に乗せようとします。



BUT、瞳のとろけたイザクラ、調子に乗って女性の腰に手を回し、甘え始めました。


困った顔の女性、それでもイザクラを助手席に座らせようとします。


イザクラ、何か言ってます。

そして、女性の顔に自分の顔を近づけます。


キスをしようとしてます。


女性が顔を左右にスエーし、イザクラの小汚い口をかわします。


イザクラしつこい!

ついには女性の腰を引き寄せて動かなくなりました。



観念した女性、夜の明けた市道でイザクラにフレンチキッス!


イザクラ、弛緩しました。

助手席に崩れ落ちました。



支える女性。


ところが!

ここでイザクラがヒーーーートアーーーップ!!!


女性をクルマに引きずり込もうとしました。

ふたたびキスを迫るイザクラ!


が、ほとんどシラフに返った女性、助手席に落ち着いたイザクラに別れを告げてドアを強く閉めました。



発車。


女性がオレに向かって深々と頭を下げました。




グデングデンのイザクラを乗せた客車がほどなくイザクラの自宅に到着。

客車にイザクラを放置し、KMくんが帰ってきました。



「ひどかったね」オレ


「女性がかわいそうでした」KMくん


「キスを迫ってたじゃん」オレ


「仕方ないから女性が軽くキスをしたんですけど、イザクラが調子に乗っちゃって『エッチしよう!』って誘ってんですよー。ベロンベロンで使い物にならんクセに!」KMくん



「最低なヨッパライだね」オレ


「で、クルマが発車してからは『オレはあの女ともう一人の男をくっつけようとしてるんだよ』っていうんですよ」KMくん



「そんなヤツが『エッチしよう』ですからね。疲れました。言ってることとヤッてることが違うし」KMくん



だからヨッパライは嫌いです。


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