イザクラマスター
昨夜のバディはトゥルットゥー。
いつも以上に♪トゥルトゥル♪歌ってます。
ノンストップで。
昨夜はゼンダマンのセンダライオンの歌を歌ってました。
仕事も終盤に差し掛かった午前2時半。
インチキ社長からの無線が届きました。
「9号車!」インチキ
「はい」オレ
「イザクラマスターんとこに行って。サムライで待ってるから」インチキ
「了解」オレ
イザクラマスター
そう、居酒屋(居酒屋倶楽部:略してイザクラ)の酔っ払いマスターです。
毎晩飲んでます。
たまにシッコを漏らします。
サムライ(居酒屋)に迎えにいきました。
すでにベロンベロン。
「え、オリェを迎えにきたのぉ~?」イザクラ
「そう」オレ
「え?オリェ?オレェ?」イザクラ
「そう」オレ
カバンに震えた手を突っ込んでカギを探し始めました。
クルマのカギはカウンターの上にあります。
必死に探してます。
ある訳がない。
「目の前にありますよ」オレ
「あ”ぁ”?こ、これか?これだったか?」イザクラ
無言でブンだくってクルマを取りにいきました。
トゥルットゥーの運転するクルマに乗り込むイザクラ。
目が完全に据わってます。
10分後、イザクラの自宅に到着です。
トゥルットゥーが降りてきました。
ボヤいてます。
「いやぁ、ヒドかった」トゥルットゥー
「どうした?」オレ
「あのね、車内で音楽が流れてたんだけど、交差点で止まるたびにイザクラが両手を上げて拍手をすんのよ」トゥルットゥー
「あれね、誰かがカラオケを歌ってると思って拍手してんだね。まだ飲んでるつもりなんだよ」トゥルットゥー
「困ったね」オレ
いつもの醜態です。
ガッカリしながらクルマを引き返そうとしました。
と、オレたちの乗るクルマのヘッドライトがイザクラを照射します。
「あ、まただ」オレ
「え?」トゥルットゥー
「あれ、またシッコしてる」オレ
イザクラにあたり続ける魅惑のスポットライト。
その股間には”おもらし”の痕跡。
またまたグッショリです。
「幻覚」&「おもらし」
夢のコラボです。
酔っ払いはまさしく桃源郷を彷徨ってます。
まもなくイザクラの一日が終わろうとしてます。
車内ではトゥルットゥーが”おもらし”のイザクラから手渡されたオニギリを美味しそうに食べてます。
オレたちの1日の終わりもすぐそこまで来ていました。
ポイント評価が足りない!




